菅田将暉と有村架純がW主演を務める、映画『花束みたいな恋をした』(2021年1月29日公開)の本予告、本ポスター、追加キャストが28日に明らかになった。
同作は脚本家・坂元裕二が書き下ろした初のオリジナル恋愛映画。東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った大学生の山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)は、好きな音楽や映画がほとんど同じであっという間に恋に落ち、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始める。拾った猫に2人で名前をつけて、渋谷パルコが閉店しても『スマスマ』が最終回を迎えても、日々の現状維持を目標に2人は就職活動を続けるが……。
今回公開されたのは、2人の恋の5年間の行方を映し出す本予告。不思議なほどの共通点にお互いを意識し合い、「話が合うからってだけなのかな?」「友達だって思ってるのかな?」「3回ご飯食べて告白しなかったら、ただの友達になってしまうよって説あるし」「次は絶対に告白しようって」と、坂元らしさが溢れる独特な台詞の掛け合いと共に、あっという間に距離を縮めていく様子が描かれている。
本予告に流れている楽曲「勿忘」(わすれな)は、本作を鑑賞し感銘を受けたAwesome City Clubが、その時の気持ちをそのまま書き下ろしたインスパイアソングとなっている。ボーカル・PORINは、本人役としても初演技を披露しており、劇中のライブリハのシーンでは、メンバー全員も出演した。
本ポスターは”何かがはじまる予感がして、心臓が鳴った―”というキャッチコピーに、それぞれ相手を見つめる麦目線、絹目線の印象的な写真が使用された。