LEXUSはこのほど、ブランド初の電気自動車市販モデル「UX300e」の2020年度分の限定販売135台に関する商談申込み(抽選)の受付を開始した。

  • LEXUSのEVならではの上質な走りと静粛性を追求--「UX300e」<海外仕様>

2005年の「RX400h」発売以降、LEXUSは電動化技術のパイオニアとして、常に優れた走行性能と環境性能の両立を追求してきた。2019年には、電動化技術を用いて車両の基本性能を大幅に進化させ、ユーザーへクルマがもたらす楽しさや喜びを提供し続けることを目指す電動化ビジョン「Lexus Electrified」を発表した。

  • ハイブリッドで培った電動化技術の高い信頼性と利便性を実現--「UX300e」<海外仕様>

同社はこれからもHV、PHV、EV、FCVなど、世界各地のニーズやインフラ環境に応じて適材適所で商品開発を進めラインアップを拡大。2025年には全車種に電動車を設定し、電動車の販売比率がガソリンエンジン車の比率を上回ることを目標とする、としている。

「Lexus Electrified」第1弾となるEVクロスオーバー「UX300e」は、EVの潜在能力を活かしてクルマの根源的な価値を磨き上げるべく開発を進めた。具体的には、コンパクトクロスオーバーUXが持ち味とする個性的なデザインや、高い利便性、取り回しやすさはそのままに、LEXUSのEVならではの上質な走りと優れた静粛性を追求した。

  • 「UX300e“version L"」(インテリアカラー:ホワイトアッシュ)

ドライバーの運転感覚に寄り添った自然な加減速フィールと、高出力モーターによる優れた加速性能を両立したほか、大容量バッテリーの床下配置により、低重心化とWLTCモード航続距離367kmを実現。さらに最新のコネクティッド技術を採用するなど、EVとしての価値を最大化しながら、運動性能や日常の使い勝手との「二律双生」を目指した。

  • 「UX300e“version L"」(インテリアカラー:コバルト)

Lexus International チーフエンジニア 渡辺剛氏は、「『UX300e』は、電動化ビジョンLexus Electrifiedのドアオープナーとなるモデルです。開発にあたっては、『LEXUSのEVならではの上質な走りと静粛性』『高い機能性と利便性』『HVで培った電動化技術の高い信頼性』の3点に特にこだわりました。LEXUSのEVとしての高い品質を追求した『UX300e』を通じて、電気自動車が持つ可能性やクルマの未来をお客様に体験していただければ幸いです。電動化テクノロジーの進化とともに、LEXUSならではの魅力あるクルマづくり、更なるブランドの進化に取り組んでまいります」とコメントしている。

商談申込みは、LEXUS公式Webサイト上で、10月22日13時30分から11月4日23時59分までの期間で受け付け、当選者には指定の販売店から連絡の上、商談を開始する。メーカー希望小売価格(税込)は、「UX300e“version C"」が580万円。「UX300e“version L"」は635万円。