JR九州は26日、「令和2年7月豪雨」で被災した肥薩線沿線の応援企画として運行している「かわせみ やませみ」と「いさぶろう・しんぺい」を連結した4両編成の臨時列車について、運転期間を2021年2月まで延長すると発表した。

  • 肥薩線で運行されたD&S列車「かわせみ やませみ」

  • 肥薩線で運行されたD&S列車「いさぶろう・しんぺい」

この臨時列車は8月8日から、鹿児島本線の博多駅から門司港駅まで土休日を中心に運行されている。当初は11月末までの運行を予定していたが、好評のため、12月から2月までの土休日も運行するほか、年末年始(12月28日から1月1日まで)も同区間を1日1往復運行することになった。

運転時刻は往路が博多駅10時40分発・門司港駅12時14分着、復路が門司港駅15時21分発・博多駅17時12分着。途中停車駅は香椎駅、折尾駅、黒崎駅、小倉駅、門司駅となっている。全車指定席で、乗車日1カ月前の10時に発売。「かわせみ やませみ」のベンチシートは発売しない。