JR西日本不動産開発とJR西日本は26日、働き方の多様化に応えることを目的として、大阪環状線天王寺駅付近において、シェアオフィス「ワークスペース阿倍野松崎町」を11月2日にトライアルオープンすると発表した。

  • 庭園を眺めながら仕事ができるシェアエリア

JR西日本グループは、新型コロナウイルス感染症による社会環境の変化の中、既存資源の最大活用や社会変化に対応した多様な暮らし方や働き方の提案につながる新たな価値を提供することをめざしている。

シェアオフィスについては、執務環境の不足や同居する家族への配慮など、リモートワークの顕在化する課題に応え、快適でリラックス・リフレッシュできる執務環境を整備。今回のトライアルオープンにより、利用者のニーズなどの調査や検証を実施し、ニーズに即した事業形態を検証した上で、今後、駅や駅周辺での事業展開を検討していく。

「ワークスペース阿倍野松崎町」は、大阪環状線天王寺駅から徒歩6分、御堂筋線天王寺駅から徒歩4分、近鉄南大阪線大阪阿倍野橋駅から徒歩2分の立地にあり、営業時間は平日の8時から19時30分まで(最終入館は18時)となる。

  • 集中環境を整えた個室ブース

座席が25席用意され、Wifi・電源・コピー機(別料金)などを提供。利用料金はドロップイン(一時利用)の現金支払いのみとなっており、半日(8~13時 / 13時から19時30分まで)で500円。利用資格は18歳以上(高校生除く)とされ、新型コロナウイルス感染症対策として入館時の検温とマスク着用の協力を求める。