自宅でお酒を飲む機会が増えている今年。秋から冬にかけて、暖かい部屋で食事と共に楽しみたいのが、美味しいワインだ。サントリーが販売している輸入ワインから、ヨーロッパそれぞれの国でNo.1の実績を持つブランド5種類をおすすめのおつまみを食べながら飲んで"食卓で世界旅行"してみた。
【ドイツ】ファルケンベルク リープフラウミルヒ <マドンナ>(白)
「リープフラウミルヒ(聖母の乳)」と名付けられたドイツを代表するワインのひとつで、日本でのドイツスティルワイン(非発泡性ワイン)売上No.1という、日本で50年以上愛されてきたロングセラーブランド。完熟桃のような上品な香り、みずみずしくフルーティさと甘い口あたりはまさに聖母のような味わい。エスニック料理、ピリ辛料理とのマリアージュがおすすめとのことだが、わさびをつけたローストビーフとを食べながら飲んでみたら、あっさり目な甘さが結構肉にも合って美味しかった。どんな料理も優しく包み込んでくれるおおらかなワインであった。 750ml/アルコール10% 参考価格:税別1,250円
【ポルトガル】マテウス(ロゼ)
世界120か国以上で販売されており、日本で一番売れているポルトガルワイン。独特な見た目のおしゃれなボトルが印象的だが、これは創業者が第一次世界大戦の兵士のフラスコ(水筒)をヒントにしたものなんだとか。また、ラベルに書かれている建物は、ブランド名の由来となった「カサ・デ・マテウス(マテウス城)」。このボトル、ヨーロッパではSNSに多数投稿される等、映えるアイテムの1つとしても人気の様子。中身は見た目も美しい微発泡性のロゼワインで、その味はフルーティで軽い口当たりが特徴的。食前酒やサラダなどにピッタリだ。 750ml/アルコール11% 参考価格:税別970円
【スペイン】フレシネ コルドン ネグロ スパークリング
スペインを代表するカヴァ(スペイン産スパークリングワイン)、フレシネの代表ブランド。瓶内熟成 18ヶ月以上の辛口スパークリングワイン。泡立ちの良さと柑橘系の香り、キリッとしたドライな味わいは食事を際立たせてくれる。おすすめ料理はカルパッチョ、ローストチキン、パエリア等のほか、天ぷらやカキフライといった油を使った和食にも合うのだとか。そういえば、日本橋の天ぷら屋さんでスパークリングワインを飲みながら天ぷらを楽しんでいた老紳士を見たことがある。なるほど、あれはフレシネだったのかも。う~ん、シブい。 750ml/アルコール11.5% 参考価格:税別1,700円
【フランス】カステル バロン ド レスタック ボルドー(赤)
フランス国内、ボルドーACワイン年間販売数量19年連続No1の"キング・オブ・ボルドー"。ちなみに「レスタック」という名前の由来は、創業者のファミリーネーム「カステル(CASTEL)」を逆さにしてつくった造語。「逆立ちしてでも飲みたくなるようなブランドにしたい」という想いを込められているんだとか。カシスのような赤い果実の風味と樽熟成によるまろやかな口当たりの赤ワインは濃厚デミグラスソースのハンバーグ等、ガッツリした肉料理との相性抜群。 750ml/アルコール12.5% 参考価格:税別1,350円
【イタリア】タヴェルネッロ オルガニコ サンジョベーゼ(赤)
世界で一番売れているイタリアワインブランド「タヴェルネッロ」。名前の由来はイタリア語で「小さな居酒屋」を指しており、友だちや家族と、美味しい食事をとりながら楽しい時間を過ごしてほしいという気持ちが込められているそうだ。熟したチェリーやプラムのような香りが芳醇で、やわらかく爽やかな果実味、軽やかさはピザやパスタはもちろん、意外にもオイスターソースや中華風の味付けなどとのマリアージュを試してみるのもおすすめ。文字通り「小さな居酒屋」のような家飲みができそう。 750ml/アルコール12.5% 参考価格:税別1,030円
どのワインも個性的で、食卓を彩ってくれるものばかり。海外旅行へ行った気分で、世界各国のワインを楽しんでみては。尚、サントリーワインインターナショナルでは、これら世界7カ国15ブランドの輸入ワインを対象に、「食卓で世界を旅しよう」キャンペーンを2020年10月1日~2021年1月29日まで実施中。対象商品を1本以上購入して応募すると、抽選で合計500名に国産牛ローストビーフなど豪華グルメとサントリーワインのセットが当たる。詳しくはキャンペーン応募サイトまで。