女優の中条あやみが、日本テレビ系ドラマ『君と世界が終わる日に』(来年1月スタート 毎週日曜22:30~、3月からHuluでSeason2放送)に出演することが26日、明らかになった。
中条が演じるのは、死と隣り合わせの終末世界を生き抜くサバイバー・間宮響(竹内涼真)の恋人である研修医・小笠原来美。プロポーズの直前、トンネル崩落事故によって閉じ込められた響が命からがら脱出すると、そこに広がっていたのは“終末世界”。街に人の姿はなく、来美も失踪。響は来美が生きていると信じ、未知の脅威が潜む“終末世界”での生き残りを誓うという。
「恋人と会えないヒロイン」を演じる中条はすでにクランクインし、撮影に合流。以前、竹内と兄妹役を演じた経験から「心強いなと思っていました」というが、「クランクインした日以来、一緒のシーンがほぼなくて…(笑)」と苦笑い。
それでも、「すれ違いの時間が続くからこそ、私の中でも響への気持ちをきちんと作っていけるんじゃないかな」と役へ向き合っていく意気込みを語った。そのほか、竹内、中条らと“極限状況”を生き残ろうとする共演者は、今後随時発表される。
中条のコメントは、以下のとおり。
最初にこのドラマのお話をいただいたときは「すごい企画にお声がけいただいたな」と思いました。今回はこれまで経験した作品と比べてもスケールの大きい内容で、このような新しいことに挑戦する作品に呼んでいただいてうれしかったです。
私の演じる来美は自分に厳しくて、すごく強い人間に見えるのですが、響の前では弱いところも見せるし、彼の器の大きさに支えられている部分もある女の子です。私自身、現場で自分よりも年下の子がいたりすると「しっかりしなきゃ」というスイッチが入ることがあるので、そういうところは彼女の気持ちがわかるような気がします。
竹内さんとは以前別のお仕事で兄妹の役を演じたこともあって、心強いなと思っていました。ただ、クランクインした日に2人の幸せな日常シーンを撮影して以来、一緒のシーンがほぼなくて…(笑)。でも、すれ違いの時間が続くからこそ私の中でも響への気持ちをきちんと作っていけるんじゃないかなと思っていて。来美と同じように、幸せな生活のシーンの思い出を胸に、しっかりと役を演じていけたらいいなと思っています。
このドラマはワクワク、ドキドキ感というか見ててものすごくアドレナリンが出る部分もあるし、つらいだけじゃない温かい人間模様もあり、響と来美の究極のラブストーリーでもあります。シンプルな言葉で表現できないぐらい、見ていていろんな気持ちになる濃い作品です。ぜひ、テレビの前のみなさんも響や来美たちと一緒に、この世界に振り回されていただけたらと思います。