日産自動車は10月12日、「エルグランド」をマイナーチェンジし、発売した。
1997年5月に発売された初代「エルグランド」は、ゆとりのある広い室内と高級セダンの内装をあわせ持った「プレミアムミニバン」のパイオニアとして、日本に新たな市場を作った。
現行の「エルグランド」は、ロー&ワイド・プロポーションと低重心プラットフォームによる優れた操縦安定性や安定感のある走行性能、「踏み間違い衝突防止アシスト」や「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」、「LDW(車線逸脱警報)」、「インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)」などの先進安全技術が、長きに亘りユーザーから好評を得ている。
今回のマイナーチェンジでは、デザインを一新するとともに、全方向から運転をサポートする360°セーフティアシストを全車標準装備とするなど、先進安全技術を拡充させた。さらに、漆黒のフロントグリルやフォグランプフィニッシャーなどの専用装備に加え、存在感を際立たせる輝きと力強さを誇る特別仕様車の「アーバンクロム」シリーズも新たに設定した。
また、今回のマイナーチェンジに合わせ、日産自動車の関連会社であるオーテックはジャパン、カスタムカー「AUTECH」を新たに設定し、同時に福祉車両「ライフケアビークル(LV)」シリーズ、エグゼクティブ向けの特別仕様車「VIP」をマイナーチェンジした。「ライフケアビークル(LV)」シリーズ、「VIP」は10月12日より、「AUTECH」は11月9日より発売する。
今回のマイナーチェンジでは、「ライフケアビークル(LV)」シリーズ、「VIP」においてもベース車と同様にデザインを一新するとともに、先進安全技術を拡充させた。