フィギュアスケート選手・羽生結弦の5年ぶりとなるオフィシャルブック名言集『羽生結弦の言葉』(宝島社 1,400円税別)が26日に発売されることを受け、フォトグラファーと編集者がコメントを寄せた。
本書には、羽生選手の111個の言葉と125点の写真を収録。15歳でシニアデビューした2010-11年から19-20年まで、10シーズンのインタビューなどから言葉を厳選し、印象的な写真と共にまとめた。
写真は、羽生選手と同じ仙台市出身で、オフィシャル写真集も手掛けたフォトグラファー・能登直氏が提供(平昌冬季五輪写真は田中宣明氏、ソチ冬季五輪写真は藤田孝夫氏より提供)。
能登氏は「競技写真はもちろん、練習風景・ポートレートなどなど、たくさんの写真を2010年から遡って掲載していただきました」と感謝し、「世の中がこんな状況だからこそ、結弦くんの言葉とともに写真を通して、前向きな気持ちになれる一冊になっていたら、制作に関わった者として非常に嬉しいです」と語る。
一方、本書を手掛けた編集長の宮川亨氏は、「ケガで長期離脱後に金メダルを獲得した平昌五輪に代表されるように、スポーツ選手としての羽生選手のメンタルの強さには心底感心してきました。その発言からは大人の自分も得るものがたくさんあります。羽生選手の人間としての『凄み』が伝わってくる感動的な名言本です」と熱い思いを伝え、「フィギュアスケートファンはもちろん、中高生にも読んでほしい一冊」と若い世代にも届くことを願っている。
■フォトグラファー・能登直氏が選んだ写真3点
■編集長・宮川亨氏が選んだ3つの名言ページ