フィリップ モリス ジャパンは10月26日から、加熱式たばこの新製品「lil HYBRID(リル ハイブリッド)」を宮城県と福岡県で販売開始する。lil HYBRIDは韓国のたばこ企業「KT&G」の製品。2020年1月にフィリップ モリス インターナショナルとKT&Gがグローバルな協業に合意したことをうけ、日本で販売されることとなった。
lil HYBRIDでは、たばこスティックとリキッドの両方を使う。たばこスティックの吸いごたえとリキッドによるベイパーによって、新たな満足感を提供するとしている。煙は出ない。
たばこスティックをlil HYBRIDデバイスに差し込むと、自動で加熱をスタートする(加熱温度は約160°)。lil HYBRIDデバイスのディスプレイには、吸引の残り回数やリキッド残数を表示。1回の使用は14回の吸引、または4分20秒間で、どちらかに達した時点で終了となる。フル充電からの使用回数は20本、一度に3本までの連続使用が可能。また、トラブル時を除き、定期的なメンテナンスは不要となっている。
lil HYBRIDの構成と税込価格は以下の通り。
- lil HYBRIDデバイス:6,980円
- lil HYBRIDリキッドカードリッジ:60円
- MIIXたばこスティック:500円
MIIXたばこスティック(20本入り)は、レギュラー、アイス、ミックスの3銘柄を用意。
lil HYBRIDデバイスには、ACアダプター、USB Type-Cケーブル、クリーニングスティック、クリーニングピン、ユーザーキットを同梱。lil HYBRIDデバイスの本体サイズはW22×D33×H112mm、重さは95g。カートリッジのサイズはW17.7×D11×H30mm。
なお、10月26日に販売を開始するのは、宮城県と福岡県のIQOSストア、IQOSショップ(ヤマダ電機 一部店舗)。続いて11月9日に、宮城県と福岡県のIQOSコーナー(ドン・キホーテ 一部店舗)、コンビニエンスストアを含む一部たばこ取り扱い店舗にて販売を開始する。