きょう20日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドキュメンタリー番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)では、日本モンキーセンターの飼育員・田中ちぐささんに密着する。
愛知県犬山市で64年の歴史を持つ日本モンキーセンターは、57種類830匹のサルが集まる世界屈指のサル類専門動物園。生息地別の飼育施設があるエリアと、行動展示を主体としたエリアがあり、「サルが間近で駆け回る様子を観察できる」と愛知のみならず、県外の動物好きからも人気を博す。
田中さんは、北海道の大学を卒業し、道内の動物園で働いていたが、6年前にモンキーセンターの園長に誘われ転職。その園長も「何事も手を抜かずにやる子」と、田中さんのサルへの愛情と熱意を認める。カメラは、サルたちの幸せな暮らしを願う田中さんが、触れ合うことなく、近くで見守りながら、飼育員として奮闘する日々を映し出す。
休日、田中さんの実家を訪ねると、父母と一緒に食卓を囲む姿が。母は「小学校の卒業文集に書いた飼育員になる夢をかなえた」と、娘のひたむきな姿に感心するが、田中さんにはもう1つ、いまだかなっていない夢があるという。
それは“自分で動物園を持つこと”。「社会性のある動物は、どうしても群れから外れて1人ぼっちの子が出てしまう。1匹になってしまった子を集めて、他の仲間と暮らすことができるように、サンクチュアリ的なところを作りたい」と、これからの夢を語る。
スタジオでは、出演者がそれぞれの動物への思いを語りはじめる。本谷有希子は「父が飼っていたウサギがずっと生きてておかしいな…と思っていた」と、子どもの頃抱いた不思議な疑問の真相を明かす。「動物園にいるハトってどんな気分なのかな」と青木崇高が言い出すと、「それ絵本にしたらいい」と、YOUと尾崎世界観に大ウケ。長濱ねるは「ずっとワンちゃんが欲しかった…」と、きょうだい3人で父親に犬の魅力をプレゼンした思い出を語る。ところが、父親のある行動によって断念することに…。果たして、その理由とは。