美 少年/ジャニーズJr.の浮所飛貴が、映画『胸が鳴るのは君のせい』(2021年公開)の主演を務めることが20日、明らかになった。ヒロイン・篠原つかさ役を白石聖が務める。
同作は紺野りさ氏による同名コミックの実写化作。転校生の有馬隼人(浮所)と、有馬を想い続ける篠原つかさ(白石)が繰り広げる、親友のように仲が良い友達への“片思い”を描いた青春ラブストーリーとなる。
主演を務める浮所は自身初となる映画単独主演を飾る。浮所が演じる有馬隼人は、普段はクールで飄々としているが、つかさからの片思いを知りながらも変わらず友達として接する優しさや、時折見せる笑顔が魅力の、原作でも絶大な人気を誇るキャラクター。2020年には雑誌『Myojo』の企画「第26回あなたが選ぶJr.大賞」の中で、「恋人にしたいJr.」部門の第2位を獲得するなど、次世代ジャニーズの王道アイドルとして期待される浮所が、王道恋愛映画に挑む。
また、ヒロイン・つかさ役の白石は、一度フラれてしまっても“片思い”を諦めない真っすぐなヒロインを感情豊かに演じる。つかさからの告白に「いい友達だと思ってる」と断る有馬と、フラれても“片思い”を諦めないことを告げるつかさ。変わらず「いい友達」として接し続ける2人の日常では、他愛もない会話やふとした瞬間に“不意打ち”のようにときめきの瞬間が訪れ、“ただの友達”以上を感じさせる絶妙な距離感を見せる。
監督を務めるのは『SPEC』シリーズや映画『悼む人』等、数多くの堤幸彦監督作品で監督補や編集ディレクターを務め、本作で長編映画監督デビューに。脚本は横田理恵が務める。
浮所飛貴 コメント
今年の夏のドラマでお芝居に初挑戦をして、演技の楽しさを知ることができた直後の作品なので、本当に嬉しく思っています。しかも主演映画という大変貴重な機会をいただけたので、最初は緊張もありましたが、今では毎日楽しみながら撮影しています。
僕が演じる有馬くんはクールで、学校にいたら絶対にモテるだろうっていう男の子。僕から見てもすごくカッコよくて、脚本を読みながらにやけちゃうくらい、きゅんきゅんしました。僕自身が全然クールではないので(笑)。余裕そうな表情や自分の年齢よりも大人っぽい雰囲気を意識して、有馬くんに近づけるようにしています。
スタッフ・キャストが一致団結して、たくさんコミュニケーションを取りながら、素敵な作品が作れたらなと思います。きゅんきゅんしてもらえる映画にしたいなと思っているので、楽しみにしていてください!
白石聖 コメント
私が演じるつかさは一度フラれてもずっと有馬への片思いを諦めない、芯の通った女の子です。有馬の家の前から2階にいる有馬に向かって叫ぶシーンがあるのですが、『ロミオ&ジュリエット』の逆バージョンみたいで“カッコいいヒロイン”だなと思っています。
原作のつかさの魅力を守りつつ、実写だからこそ表現できることはなんだろうなと試行錯誤をしていますが、とにかく“有馬が好き!”という気持ちがブレないことが一番大事だと思ってお芝居をしています。有馬役の浮所さんとは初共演ですが、率先して現場の空気をなごませてくれて座長としてとても頼もしいです。
この作品を通してきゅんきゅんしたり、誰かのことを思ったり好きになったりするのは素敵な事だなと感じてもらえるような、あたたかい作品になればいいなと思っていますので、是非楽しみにしていてください!
高橋洋人監督 コメント
浮所君が演じる有馬はクールなだけではない人間味があり、白石さんが演じるつかさは可愛らしいだけじゃない真っすぐさがあり、彼らの魅力と役の魅力が素晴らしいバランスで物語に映し出されています。素敵なキャスト・スタッフに囲まれ、映画初監督の私も大変助かっております。有馬とつかさはもちろん、他にも魅力的な登場人物たちそれぞれの青春が描かれていますので、観ている皆様がご自身の様々な瞬間を思い出して胸が高鳴ってもらえるような作品にしたいと思ってます!
木村元子プロデューサー コメント
有馬は一見クールだけど思いっきり無邪気な面も持ち合わせるキャラ。浮所くんのクールで涼しげな目とクシャッと笑った時の表情のギャップを見た時「まさに有馬!」と思いました。初主演とは思えない、天性の勘の良さで3次元の有馬を胸キュンに演じてくれました。つかさは一直線に見えて実はとても繊細。白石さんのいろんな作品での演技を拝見して、ぜひお願いしたいと思っていました。クルクル変わる表情はつかさそのもの。原作のイメージを大切に、最高に魅力的なキャスティングになりました。
(C)2021「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会