GeForce RTX 3080に"本命"のOC版ROG

ASUSの「ROG-STRIX-RTX3080-O10G-GAMING」は、ROGブランドのGeForce RTX 3080グラフィックスカード。同社からは、すでにTUFブランドのモデルが発売されていたが、ついに"本命"といえるROGブランドの製品が登場だ。ブーストクロックは、1,935MHzと非常に高速(OC Mode時)。価格は130,000円前後だ。

  • ASUSの「ROG-STRIX-RTX3080-O10G-GAMING」。ブレードの枚数が増えている

    ASUSの「ROG-STRIX-RTX3080-O10G-GAMING」。ブレードの枚数が増えている

  • 2.9スロット厚の大型クーラーを搭載している。補助電源は8ピン×3個だ

従来の「Axial-tech」ファンはブレードが9枚だったが、センターファンは13枚、両サイドの補助ファンは11枚に増やすことで、冷却性能を強化した。また補助ファンの外周リング部は、横方向からの吸気を増やせるように、スリム化されているという。グラフィックス出力は、HDMI×2とDisplayPort×3。

3.5スロット厚の特大RTX 3090カード

GIGABYTEの「GV-N3090AORUS M-24GD」は、3.5スロット厚の超大型クーラーを搭載するGeForce RTX 3090グラフィックスカード。ファンの一部が重なった「MAX-COVERED」技術により、115mm/100mmの大口径ファンをトリプル搭載、冷却性能を高めた。ブーストクロックは1,785MHzに高速化。価格は229,000円前後だ。

  • GIGABYTEの「GV-N3090AORUS M-24GD」。Aorus Masterブランドの製品となる

  • 3.5スロット分という重厚なクーラーを搭載。トリプルHDMIも特徴的だ

グラフィックス出力は、トリプルHDMIとトリプルDisplayPortという6端子構成。クーラーの側面には液晶画面も搭載し、温度/クロック等の情報や、カスタムテキスト/イメージの表示が可能だ。GeForce RTX 3080版の「GV-N3080AORUS X-10GD」も同時に発売されており、こちらの価格は126,500円前後。

リード最大6,500MB/sの高速SSDカード

Western Digitalの「WD_BLACK AN1500」は、PCI Expressカード型のNVMe SSD。内部で2つのSSDがRAID 0構成になっており、リードは最大6,500MB/s、ライトは最大4,100MB/sという高速なデータ転送を実現している。ヒートシンクの周囲には、RGB LEDも搭載。価格は、1TBが27,500円前後、2TBが53,500円前後、4TBが101,000円前後だ。

  • Western Digitalの「WD_BLACK AN1500」。インタフェースはPCI Express x8だ

  • 側面にRGB LEDを搭載。ソフトウェアから発光カラー/パターンを選択できる

VGAカードでお馴染みのあのファン

MSIの「Torx Fan RGB」は、形状の異なる2種類のブレードにより、高いエアフローと冷却効率を実現したという12cmファンだ。回転数は500~2,100rpmのワイドレンジ仕様で、ノイズレベルは17.2~40.5dBA。長寿命のハイドロダイナミックベアリングを採用したほか、防振用のラバーパッドも備える。価格は1,000円前後。

  • MSIの「Torx Fan RGB」。RGB LEDを搭載しており、鮮やかな発光が可能だ

  • 従来型のブレードと分散型のブレードが交互に配置されているのが分かる