オーディオテクニカは、車載向けハイレゾ対応メディアプレーヤー「AT-HRP5」の発売日を11月10日に決定した。価格は税別95,000円。
クルマの中でも良い音で音楽や映像を楽しみたいというニーズが増えており、車載専用のメディアプレーヤーという新たなカテゴリーの製品として「AT-HRP5」を発売する。発売を延期していたが、正式な発売日が決まったかたちだ。
車載モニター接続時は、デジタルオーディオプレーヤー(DAP)をイメージしたオリジナルインタフェースを表示可能で、付属のリモコンで操作できる。リモコンはボタン数を減らしてシンプルな設計を採用した。
RCAケーブルやHDMIケーブルで車載モニターと接続できるほか、光/同軸のデジタル入力対応機器にも対応。別売の同社製USBケーブルで「AT-HRD1」、「AT-HRD5」、「AT-HRD500」といったデジタルトランスポートDACと接続すると、より高品質で音声や映像を楽しめるという。
好みやジャンルに合わせた音質を選べる10バンドのイコライザー機能、再生していた音楽・動画を途中から再生可能なレジューム機能なども備える。メニュー言語は4か国語(日本語/英語/中国語・簡体字/中国語・繁体字)から選べる。
DACチップはAKM(旭化成エレクトロニクス)の「AK4452」。対応する音声ファイルは、最大384kHz/24bitまでのPCMや、DSD128(5.6MHz DSD)など。映像ファイルはAVI、MKV、MP4、MOV、M4V、FLVを再生可能。アルバムアート表示にも対応する(FLAC、MP3のみ)。