女優の柴咲コウが主演する日本テレビ系ドラマ『35歳の少女』(毎週土曜22:00~)の第2話が17日に放送され、家族で豆腐を食べるラストシーンに反響が集まった。
柴咲演じる望美は、ブレーキの壊れた自転車で坂道を飛ばしたため、崖から大きく放り出されてしまうという不慮の事故に。25年ぶりに奇跡的に目覚めたとき、望美は、心は10歳、体は35歳になっていた。
望美が事故にあったのは、夕飯の豆腐を買い物に行ったときだったが、母(鈴木保奈美)は自分が豆腐を買い忘れたこと、妹(橋本愛)はお使いを断ったこと、父(田中哲司)は自転車のブレーキ故障を直さなかったことに、それぞれ負い目を感じていた。
だが、家族を家に集めた望美は、豆腐を買ってきたことを伝え、「みんな、豆腐は悪くないから」と呼びかける。
「悪いのは、望美なの。本当は通る必要ないのに坂道でスピード出したくて、わざと寄り道したの。自転車に乗れるようになったのがうれしくて」「事故にあって、ごめんなさい。25年もみんなにつらい思いさせて、ごめんなさい。みんなの気持ちを考えずに自分ばっかり不公平だと思って、ごめんなさい」
これに心を打たれた3人は、目に涙を浮かべながら望美の買ってきた豆腐を食卓で食べ、望美は「私…成長するね!」と笑顔を見せた。
このシーンに、SNSでは「豆腐、ずーっと食べてなかったんだ」「25年振りに豆腐食べたってのがまた苦しいよな…家族からしたらトラウマになるよね。何もかけずに素のまま食べる豆腐だからこそ意味がある」「望美強いなぁ…家族みんなで豆腐食べるシーンシュールやけど感動した」といった声が寄せられている。