富士通クライアントコンピューティングは10月19日、若年層をターゲットに、デザイン性を高めた13.3型ノートPC「LIFEBOOK CH」シリーズ2モデルを発表した。12月10日に発売予定で、価格はオープン。店頭予想価格は税別150,000円強から。

  • 「LIFEBOOK CH」シリーズ

「LIFEBOOK CH」シリーズは、情報収集ツールとして主にスマートフォンをメインに使う20代のユーザーをターゲットとした13.3型ノートPC。本体の軽量化・薄型化による持ち運びやすさや、デザイン面を意識して開発された。

本体は筐体素材の見直しで軽量化を図り、キーボード、I/Oコネクタ、バッテリを重ねない内部レイアウトにより薄型化も実現。インタフェースにもこだわり、テレワーク時の外部モニターとしても使えるHDMI入力/出力端子を搭載したほか、マイクも4基を装備。Windows Hello対応の顔認証Webカメラや、Thunderbolt 4対応USB4ポートも2基備えた。

  • CH90/E3のカーキ(左)、ダークシルバー(右)

ラインナップは、上位モデル「CH90/E3」と、スタンダードモデル「CH75/E3」の2モデル。いずれもプロセッサやメモリ容量、インタフェースなどは同等だが、ストレージ容量がCH90/E3では512GB SSD、CH75/E3では256GB SSDとなる。また、ディスプレイはCH90/E3が有機EL、CH75/E3がIGZO液晶を採用する。

デザイン面では、これまではノートPCの天板中央に刻印していた、FMVの「インフィニティマーク」を、天板の隅に配置。また、CH90/E3ではダークシルバー、カーキの2色を、CH75/E3ではベージュゴールド、モカブラウンの2色を揃え、1色につき10種類の部品を調色して全体のカラーを整えたという。

  • CH75/E3のベージュゴールド(左)、モカブラウン(右)

  • ベージュゴールドの試作機。写真ではややシルバー寄りに写っているが、実際には淡いゴールドカラーとなっている。天板はシンプルで金属のざらついた質感が印象的

  • キーの色やクリックボタンも本体色に合わせたゴールドに調色。インフィニティマークは天板向かって左下に配置されている

CH90/E3の主な仕様

  • OS:Windows 10 64bit
  • CPU:Intel Core i5-1135G7
  • メモリ:8GB
  • ストレージ:512GB PCIe SSD
  • グラフィックス:Intel Iris Xe Graphics(CPU内蔵)
  • 光学ドライブ:―
  • ディスプレイ:13.3型有機EL(1,920×1,080ドット)
  • 通信:Wi-Fi 6(IEEE802.11a / b / g / n / ac / ax)、Bluetooth 5.0
  • インタフェース:Thunderbolt 4 USB4 Gen3 Type-C(PD、DisplayPort Alt Mode対応)×2、USB 3.2 Gen1 Type-A×1、HDMI入力/出力×1、3.5mmイヤホンジャックなど
  • サイズ:W307×D207×H15.8mm
  • 重さ:約1.2kg以下(※正確な数値は測定中)
  • バッテリー駆動時間:約13時間以上(※正確な数値は測定中)
  • 店頭モデルの予想価格:税別170,000円強

CH75/E3の主な仕様

  • OS:Windows 10 64bit
  • CPU:Intel Core i5-1135G7
  • メモリ:8GB
  • ストレージ:256GB PCIe SSD
  • グラフィックス:Intel Iris Xe Graphics(CPU内蔵)
  • 光学ドライブ:―
  • ディスプレイ:13.3型ワイド液晶(1,920×1,080ドット)
  • 通信:Wi-Fi 6(IEEE802.11a / b / g / n / ac / ax)、Bluetooth 5.0
  • インタフェース:Thunderbolt 4 USB4 Gen3 Type-C(PD、DisplayPort Alt Mode対応)×2、USB 3.2 Gen1 Type-A×1、HDMI入力/出力×1、3.5mmイヤホンジャックなど
  • サイズ:W307×D207×H15.8mm
  • 重さ:約999g以下(※正確な数値は測定中)
  • バッテリー駆動時間:約13時間以上(※正確な数値は測定中)
  • 店頭モデルの予想価格:税別150,000円強