日本テレビ系で放送される『第99回全国高校サッカー選手権大会』の応援アーティストに、4人組ロックバンドのsumikaが決定した。
応援歌のタイトルは、「本音(ほんね)」。ボーカル・ギターの片岡健太は「今年は、人に会えない時間が長かったので、人の本音が見えづらい部分があったかと思います。この高校サッカーを通して、みんなが本音で言い合えるような時間や瞬間が訪れてくれたらいいなという思いを込めて作りました。『ありがとう 本音だから』という歌詞は、面と向かっては照れくさくて言いづらいけど、曲なら言える。音楽だからこそ、素直になれる特別なフレーズです。それから、以前、ロッカールームの映像を見た時に、監督が選手に対して、『ありがとう』と言っていたのが、印象的でした。今回はさらに、『開催してくれてありがとう』と思う方もいるかと思いますので、たくさんの『ありがとう』という感謝の言葉を伝えていきたいです」と曲に込めた思いを語る。
そして、応援アーティストに選ばれた心境について、小川貴之は「とても光栄で、聞いた時は信じられませんでした。自分たちが選ばれたことをとてもうれしく思います」、荒井智之は「毎年の風物詩である大会ですし、光栄に思うと同時にプレッシャーも感じています」、黒田隼之介は「誰もが知っている大きな大会なので、すぐに両親に報告しました」、片岡は「本当に僕たちで大丈夫ですか?と思うくらいびっくりしました。僕の両親も喜んでいます」と話した。
岡本和孝プロデューサーは「この曲が、全ての高校生たちにとって“一生の宝”となるだけでなく、この大会に携わった全ての人にとっての人生の応援歌となることを期待しています」と語っている。