セブン&アイホールディングスが、激辛ラーメンで有名な「蒙古タンメン中本」とコラボした新商品「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 汁なしカレー誠炸羅麺」(税別298円)を10月6日より販売開始した。
中本新宿店でしか食べられない「インドラーメン」をアレンジした今回の商品。どのような仕上がりになっているのか、特段辛い物が得意なわけではない筆者が食してみた。
東京上板橋が本店の「蒙古タンメン中本」は、都内を中心に店舗を展開する激辛ラーメンの人気店。関西出身の筆者が上京してすぐに、東京のすごさを教えてやると言われて上司に連れられて行った思い出の店だ。その時は「蒙古タンメン」を注文したのだが、初めて経験した唇の腫れ、舌のしびれ、喉の焼けるような辛さの3拍子は今となってはいい思い出となっている。
そんな激辛好きさんの聖地ともいえる「蒙古タンメン中本」と、セブンプレミアムの冷凍麺としてコラボした第1弾が「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 汁なし麻辛麺」。こちらもかなりの辛さで、自宅で汗だくになりながら食べたのだが、新商品が出たと聞くと挑戦するしかない。ちなみに、筆者は決して辛さに強いわけではなく、ごく一般的な舌の持ち主である。
新商品「汁なしカレー誠炸羅麺」とは
「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 汁なしカレー誠炸羅麺」は、蒙古タンメン中本新宿店でしか食べられない「インドラーメン」をアレンジした商品。ウマ辛なカレーソースに太麺を合わせた汁なし麺となっている。
食べ方は汁なし麻辛麺同様、袋から麺を取り出しお皿の上にのせて500W約7分レンジで温めるだけ。できあがった麺をお皿に移してすぐに食べられるお手軽商品だ。
もちろん、中本の代名詞「蒙古ペースト(花椒入り辣油)」も別添。蒙古ペーストなしの状態では、実店舗で提供されている「味噌タンメン級(辛さ2)」。辛さが足りない人は、半量入れると「蒙古タンメン級(辛さ5)」、全量入れると「北極ラーメン級(辛さ10)」と辛さレベルが調節可能になっている。
いざ、激辛の世界へ!
まずはペーストなしで一口。ピリ辛ながらも味噌のコクにカレーのスパイスが絶妙にマッチ。太麺のもちもちとした食感が中本の新しい楽しみ方を提供してくれる。
今回の主役カレーには、数種類のスパイスと牛・豚・鳥の3種類のお肉を使用。溢れ出すお肉の旨味をスパイスが引き締め、奥深い味に仕上げている。また、ゴロゴロとしたジャガイモがたくさん入り食べ応えも◎だ。
とはいえ「中本を食べるなら激辛でないと」と意気込み、一気にペーストを投入。花椒の香りが鼻をぬけるやいないや、激震の辛さ! 「これこれー!」とアドレナリンを上昇させて口へ掻き込む。まろやかな味噌のコクを遠くに感じ、「うまいが辛い!」を連呼。水を片手に食べきった。
店舗限定のカレーメニューも必食!
濃厚な味噌とインパクトのあるカレーソースに噛み応えのある太麺が絡んだ「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 汁なしカレー誠炸羅麺」。そのまま食べてもおいしいが、ぜひペースト全部いれて「北極ラーメン級」を体験してほしい。
ちなみに、筆者は家ならではの楽しみ方をしようと2食目は卵やチーズをかけてアレンジ。辛さがまろやかになるのはもちろん濃厚さも増すので、よりジャンキーな味わいを出したい方は試してみてはいかがだろうか。
なお、本商品の発売に合わせて蒙古タンメン中本では10月5日~11月16日の期間「カレー祭り」を開催。各店舗が考案した限定カレーメニューが提供されるという。冷やしラーメンやつけ麺など全9種類が登場するそうなのでそちらもあわせてチェックしよう。