東日本電信電話 北海道事業部(NTT東日本)は、旭川市が計画する『ICTパーク』整備事業の中核施設であるeスポーツ競技場「コクゲキ」において、高速・大容量のローカル5Gによる通信システムを構築し、複数のプレイヤー同士による遠隔競技などの実現を目指すと発表した。

  • eスポーツイベントのイメージ(C)すしぱく

旭川市は、eスポーツを核とした新たな地域コミュニティの形成や街の賑わい創出、次世代ICT対応人材の育成に取り組んでおり、その一環として市中心部にeスポーツ競技場「コクゲキ」を2021年1月下旬をめどに開設予定。通信環境は、総務省の実証事業として5G通信システムを整備し、旭川市、大雪カムイミンタラDMO、NTTeSports、 NTT東日本が構成するコンソーシアムにより、このシステムを活用したeスポーツイベントの開催などに取り組む。

また、NTTe-Sportsが運営する東京・秋葉原のeスポーツ施設「eXeField Akiba」と結び、複数人のプレイヤーによる遠隔競技なども予定している。実証実験の期間は2021年3月末まで。