カシオ計算機の耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」から、世界最古の空軍とされるイギリス「ROYAL AIR FORCE(RAF、ロイヤルエアフォース)」とのスペシャルタイアップモデル「GR-B200RAF-8AJR」が登場する。10月発売で価格は52,800円(税込)。
「空」といえば、G-SHOCKのベースモデルは「MASTER OF G」シリーズの「GRAVITYMASTER(グラビティマスター)」だ。アビエーションウオッチの「GR-B200」をベースとして、ステルス機をモチーフに色味を排除したデザインとなっている。
空軍の航空機でよく使われるダークグレーを基調に、グラスコックピットの表示をイメージしたグリーンの秒針と液晶デジタル表示、および各所にホワイトを散らした。時針と分針も視認性に配慮し、シャープなエッジ、文字板との高いコントラストを持たせている。
バンドには、RAFのモットーになっている言葉「PER ARDUA ADASTRA」の文字を印字。これは「逆境を越えて星へ」というラテン語の格言だ。遊環にはRAFのロゴをあしらっている。
なお、G-SHOCKは2012年にもロイヤルエアフォースモデルをリリース。当時、現役の英国空軍パイロットから意見を聞き、機能面やデザイン面など随所に反映している。そのパイロットに話を聞いた別記事『BASELWORLD 2012 - 英国空軍が求めたパイロット仕様のG-SHOCKとは?』もご一読いただきたい。
機能面では、スマートフォンとBluetoothで連携するモバイルリンク機能を備え、専用アプリ「G-SHOCK Connected」から様々な操作が可能。例えば、時計で取得した高度とスマートフォンのGPSで取得した経路をアプリに自動記録し、高度ポイントを軌跡上にプロットする「ミッションログ」機能などがある。また、時計のボタン操作で現在地をアプリ上に記録し、記録地点までの方位を秒針、距離を液晶で表示する「ロケーションインジケーター」は、日常でも便利だ。ワールドタイムや時刻合わせなども、アプリ上に地図を使って直感的に設定できる。
そのほか、消費カロリー表示、「方位・高度と気圧・温度・歩数」を計測可能なクワッドセンサー、自動高度補正、自動時刻修正、携帯電話探索といった機能を備える。本体サイズは63.0×54.1×18.3mm、重さは85g。