ソニーは10月15日、αシリーズのデジタル一眼カメラなどを高画質Webカメラとして使えるようにするソフトウェア「Imaging Edge Webcam」のmacOS版を無償公開した。対応OSはmacOS 10.13~10.15。
ソニー製カメラの高画質・高性能AFなどの機能を活用しながら、ビデオ通話やオンライン会議、ライブ配信などが行えるソフトウェア。編集部で確認したところ、MacBook Pro(macOS Catalina バージョン10.15.7)にインストールした「Zoom」(バージョン5.3.2)や「Microsoft Teams」(バージョン 1.3.00.4460)で動作を確認した。
映像の解像度は1,024×576ドットで、アスペクト比は16:9となる。カメラによって設定方法が異なり、α7 IIIではメニュー画面から[セットアップ]→[USB接続]→[PCリモート]に切り替える必要がある。Imaging Edge Webcamでは音声は扱えないため、必要に応じてパソコンのマイクを使うか、別途外部マイクを接続することになる。利用方法などの詳細はソニーのWebサイトを参照のこと。
なお、先行して8月にリリースしたWindows 10(64bit)向けの最新バージョン「1.1.00」も同日に公開。従来は同ソフト使用後もアスペクト比が16:9となるため、必要に応じて手動で戻す手間がかかっていたが、この問題を修正した。