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【この記事のエキスパート】
下着研究家・足と靴のカウンセラー:青山 まり
ブラジャー研究家・下着研究家・作家。
新しいジャンルを切り拓いた女性に贈られるキャリアクリエイト部門で日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2005」受賞。
消費者の立場で活動している。新聞・雑誌・講演・テレビ出演多数。著書に『ブラの本。』(サンマーク出版)『着るだけダイエット』(東邦出版)ほか多数。
また、2014年に足の怪我をしたことがきっかけで足と靴の研究を始める。フットケアの専門スクールに通い、フットケアアドバイザーとシューフィット、中敷き調整の技術を身につける。
その後、靴工房と靴専門店にて経験を積み、現在「足と靴のカウンセラー」としても活動中。
雪の日の外歩きや雪遊びが大好きな子どもたちにとって、スノーブーツはとても大切な防寒グッズのひとつです。購入するとなると防水性や防寒性の高さ、安全性など、気になる点がたくさんありますよね。この記事では子ども用スノーブーツの選び方とおすすめの商品をご紹介します。
防水の範囲をしっかりチェック!
子ども用スノーブーツの選び方
子どもたちの大切な足を寒さから守ってくれるスノーブーツ。その機能性はもちろん、デザインや脱ぎ履きのしやすさなども選ぶうえでの重要なポイントです。
ひとつひとつチェックしながら、お子さんが気に入るものを探してあげてくださいね。
快適に雪道を歩くための機能が大事
防水性、防滑性、防寒性をチェック
快適に雪道を歩くために、スノーブーツには普通の靴にはないさまざまな工夫が施されています。スノーブーツならではの機能をチェックしていきましょう。
ブーツ全体? 一部のみ? 防水機能の範囲と程度
子ども用スノーブーツは歩くときの快適さを保つため、完全防水ではないものが多い傾向にあります。靴の生地は撥水性や耐水性のある素材が使われていますが、完全な防水加工は地面から数cmの範囲で施されているものがほとんど。
雨や雪の水分を極力通したくない場合は、足の甲の部分まで防水素材で覆われている完全防水のものを選ぶのがいいでしょう。
靴底は滑りにくい作りや素材のものを
子どもの雪道での歩行には、転倒の心配がつきもの。そこで注目したいのが靴底の素材です。防滑性にすぐれた合成ゴム製のものが望ましいでしょう。
そのほかにはスパイクつきのものなど、メーカーによってさまざまなスリップ防止対策を講じたデザインのものがあります。
風や雪に負けない! 防寒性を備えているか
防寒性を備えているかも必ずチェックをしておきましょう。寒さ対策としてはボアやニット素材が内側に使われているものが多く、さらに履き口がキュッと締まるものだと雪や水、風の侵入を防ぐことができるのでベストです。
そのほか、防寒に特化した高機能素材を使用している商品もありますのでチェックしてみてくださいね。
脱ぎ履きのしやすさもチェック
小さな子どもにとっては、脱ぎ履きのしやすさも大切です。
履き口に、ワンタッチで緩めたり締めたりできるベルトやドローコード、コードロッカーなどがついていると、自分で必要なときに脱ぎ履きができて便利です。
ロング丈?ショート丈?
ブーツの丈の長さもポイント
子ども用スノーブーツにはロング丈だけではなく、ショートやミディアム丈もあります。使用する場所や目的に合わせて長さを選びましょう。
ロングタイプ
雪がよく降る地域や積もりやすいところに住んでいる方、雪深いところでスキーやスノーボードなどの雪遊びをする予定の方はロングタイプのスノーブーツを用意しましょう。
すねの真ん中くらいまでしっかりと覆えるので、雪や水が靴内部に侵入しにくく保温性も高いのがポイントです。
ショートタイプ
積もるほどではないけれど雪が降る日や、雨の日に使用したい方にはミドル・ショート丈のスノーブーツがおすすめです。
脱ぎ履きがしやすく、保育園・幼稚園や学校への登園・登校の際には下駄箱に収まるという点もポイントです。ロングタイプよりもカジュアルな雰囲気で履けるので普段使いしやすいのも魅力です。
普通の靴よりも素材が厚手な点に注意
サイズ選びは少しゆとりをもって
スノーブーツは普通の靴よりも厚めの素材を使用しているので、靴のなかが窮屈になってしまいがち。また防寒のために冬用の厚手の靴下を履くことも多いですよね。
サイズはワンサイズ上のもので、ゆとりを確保できるブーツを選んであげましょう。
より軽量なものが歩きやすい
靴の重さは子どもの歩きやすさを左右しますが、スノーブーツは一般の靴に比べるとどうしても重くなりがちです。片方が500gぐらいまでの重量のものであれば動きを制限しにくいので、なるべくそれ以下の軽いものを選んであげましょう。
防水機能が高いと重くなる傾向にありますので、靴の重量と機能のバランスを見て購入するといいでしょう。
機能充実! アウトドアブランドの商品もおすすめ
アウトドアブランドのスノーブーツは、それぞれのメーカーの技術を生かした機能的なものが多く販売されています。
より強力な防水加工や保温性、耐久性を兼ね備えた商品を求める方は、アウトドアブランドから選ぶのもいいでしょう。
足と靴のカウンセラーからのアドバイス
1サイズ大きなブーツを選ぶのがポイント
【エキスパートのコメント】
子ども用スノーブーツの選び方は、まず、厚めの靴下と一緒に履きますので、いつものぴったりサイズで選んでしまうと、靴のなかでお子さまの足がきつく痛くなってしまいます。このため、ふだんのサイズよりも1サイズ上のブーツを選ぶのがポイントです。それでもぴったりせずに、ブカブカだった場合は、中敷きを入れて調整しましょう。
また、雪は凍ったときに滑って転びやすいので、ソールにスパイクがついているものや滑らない素材が使われているものを慎重に選ぶようにしましょう。