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【この記事のエキスパート】
助産師セラピスト(看護師):松浦 淳

助産師セラピスト(看護師):松浦 淳

助産師歴20年。病院勤務を経て2014年株式会社カミリアを設立。助産師だからこそわかる女性の身体の変化や異変、繊細な女性の心をサポートができるエステサロン「salon de Vivero」を開業。
独身女性、妊婦、産後、更年期の女性を美と健康を通してサポートしています。
全国で「女性の身体の神秘」セミナー講師としても活動中。


この記事ではそんな子ども用ランチプレートの選び方とおすすめ商品を紹介します。離乳食がスタートする5~6カ月ごろから毎日使用する赤ちゃん・子ども用の食器ですが、1食の品数が増えていくと、便利なのがランチプレートです。1つのお皿で主菜・副菜を用意できます。

子ども用ランチプレートとは?

小さな子どもの食事に便利なランチプレート。食べること、食べるものに関心が持てるようなプレートが人気で、離乳食がスタートするころから活躍してくれるアイテムです。お皿1枚で、主菜や副菜を盛りつけられるのが魅力。こまかな仕切りがついたものもあるので、品数が多いときにも活躍します。

お子さまランチのように目で楽しめるうえに、後片づけがしやすくママやパパにとってもうれしいランチプレート。離乳食の開始時期は小さな器のみで充分ですが、7〜8カ月ごろになると食べられるものがぐんと増えてくるので、子どもの成長に合わせて買いそろえていくといいですね。さまざまな種類があるので、詳しく見ていきましょう。

出典:Amazon

「食」への興味を引き出すためにも、子ども用ランチプレートは慎重に選びたいですね。

子ども用ランチプレートの選び方

子ども用ランチプレートにはさまざまな種類の商品があります。好みのデザインや種類に合わせて、ぴったりのものを探してみましょう。まずは、選び方のポイントを詳しくご紹介します。

プラスチックや木製以外に、陶器も人気
素材で選ぶ

子ども用ランチプレートの素材は商品によってさまざまです。おもな3つの素材を詳しくご紹介します。

軽量で扱いやすい「プラスチック製・シリコン製」

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扱いやすさと安全性で選ぶなら、プラスチック製やシリコン製のランチプレートをチェックしてみましょう。プラスチック製は、軽量で丈夫なのが特徴。とくに「メラミン樹脂」というプラスチックは安全で使い勝手がいい素材で、給食用食器にも使われています。

シリコン製は軽くて壊れにくく、やわらかいのが特徴。耐熱性にすぐれていて電子レンジや食洗機が使用できるのも大きなメリットです。

温かみを感じる「木製・竹製」

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素材のぬくもりを感じる木製・竹製。シンプルカラーなので、インテリアにもなじみやすく、子どもが成長しても使用できます。温かみのあるやさしい印象ながら、丈夫で耐久性にすぐれている点も魅力です。

また竹製のものは、抗菌力にすぐれているので、衛生面も安心して使用できます。木製は、電子レンジや食洗機に対応していないものや、ていねいなお手入れが必要なものもあるので注意しましょう。

耐熱性にすぐれた「陶磁器製」

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高級感があり、おしゃれな雰囲気を演出できる陶磁器製のランチプレート。落としたりぶつけたりすると割れやすく、重量があるので月齢が低い子どもには心配な一面も。落ち着いて食事ができ始める3歳ごろから使用するとぴったりです。

陶磁器製は、耐熱性にすぐれているので、電子レンジや食洗機に対応しているものが多いのもメリット。デザインやカラーバリエーションも豊富です。また、「食器で遊んでしまう」という場合、汁ものに陶磁器を使うと食器の重さと汁の重量で器で遊ぶことが減ると思われます。

全体のサイズ・深さで選ぶ

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ランチプレートは、子どもの食事量に合わせてぴったりの大きさや深さのものを選んでください。離乳食期は、汁気のあるメニューも多いので、ある程度深さのあるものが便利です。完了期に近づいてきたら、品数も増え、1回の食事の量も多くなるため、大きめのサイズのものや、仕切りが多いものを選びましょう。

また、大人の食事と同じように、子どもの食事も「目で見て楽しむ」という観点も意識しましょう。「ごはんの時間は楽しい時間」と思えるように食器に切り替えるのもおすすめです。

月齢に合わせて「使いやすい工夫」があるものを

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ランチプレートは、子どもの月齢に合わせて使いやすいものを選ぶのもポイントです。食事中にふざけてお皿をひっくり返してしまったり、お皿が動いて上手に食べられないということも多いですよね。そんなときには、ひっくり返らないように工夫されているものや、子どもがしっかりとお皿をつかみやすい持ち手つきのものが便利です。

また、自分で食べものを口に運ぶようになると、手でつかんで食べることが多くなります。指や手でつかむことが脳への刺激や発達につながるため、食事の内容によってはつかみやすいプレートにするといいでしょう。

付属品にも注目しよう

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商品によってスプーン・フォークがセットになっているものもあります。統一感が出て、食事風景を写真に残したときもかわいらしい雰囲気が演出できますよ。ただし、自分のお気に入りのスプーンやフォークでなければ楽しく食事できない子や、セットのスプーンなどが使えない場合もあるので、子供が使いやすそうかどうかも考えてチェックしてみてくださいね!

洗いやすさにも着目

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忙しい育児中は食洗機が使えると時短になりますね。写真は食洗機対応の『ezpz ミニマット』。

子ども用ランチプレートを購入する際は、洗いやすさにも着目して選ぶようにしましょう。おしゃれなデザインにひかれて購入しても、洗いにくくては、お手入れがたいへんになってしまいます。

なかには、凝ったデザインでも、パーツを取り外して洗いやすくなっているものや、食洗機の使用が可能なものなどもあります。購入前にしっかりチェックしておきましょう。

価格もチェック

子ども用ランチプレートの価格は安いものから6,000円台を超えるものなど、素材やブランドなどによって幅があります。お茶碗や味噌汁のお椀などを持って食べる練習をするようになると、頻繁には使わなくなるかもしれません。

2,3歳より大きくなっても、お子様ランチのようにお楽しみでランチプレートを使うこともあります。いつまで使うか?という点との兼ね合いで、価格を検討してみてもいいでしょう。

【エキスパートのコメント】

食育にもつながる「食事のスタート」である離乳食。大人の目線で選ぶ基準は使いやすさや扱いやすさ。お子さま目線で選ぶ基準としては、食事が楽しい時間だと思わせる食器の種類やこぼしたり落としたりが防げるアイテムなど、いろいろあります。ぜひ、選ぶ参考にしてください。家族のお食事時間が楽しい時間となりますように。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)