ヤマハ発動機は、24型子乗せ電動アシスト自転車「PAS Crew(パス クルー)」と20型小径子乗せ電動アシスト自転車「PAS un(パス アン)」シリーズの2021年モデルを発表した。PAS Crewの発売日は2021年2月3日。価格は168,300円(以下すべて税別)。
PAS unシリーズのうち、「PAS Kiss mini un」と「PAS Kiss mini un SP」の発売日は2021年2月3日。「PAS Babby un SP」の発売日は2020年12月10日。価格はPAS Kiss mini unが158,400円、PAS Kiss mini un SPが162,800円、PAS Babby un SPが156,200円。
24型子乗せ電動アシスト自転車「PAS Crew」
アシスト制御「スマートパワーアシスト」を搭載した、幼児2人同乗基準適合モデル。状況に合わせて全自動でアシスト力を制御し、登坂時など高回転のペダリングでも、快適なアシストフィーリングを実現したとしている。
リヤチャイルドシートは、子どもの頭部を270度包み込む設計。チャイルドシートを外しても長く使えるよう、デザイン性にも配慮した。カラーはパウダーブルー、マットアンバー2、マットブラックの3色。
本体サイズが全長1,850mm、全幅が580mm、サドル高が745~865mm、タイヤサイズが前後24×2.0HE/24×2.0HE。車両重量は35.4kg。
1回の充電あたりの走行距離は強モードが56km、スマートパワーモードが60km、オートエコモードプラスが78km。充電時間は約4時間。ギアはリヤハブ内装3段変速方式。
20型小径子乗せ電動アシスト自転車「PAS un」
PAS Kiss mini un、PAS Kiss mini un SP、PAS Babby un SPの3モデルを用意。
PAS Kiss mini unとPAS Kiss mini un SPは、快適・利便性にこだわったフロントチャイルド「コクーンルームプラス」を採用した小径子乗せ電動アシスト自転車。
コクーンルームプラスは、繭(まゆ)を意味する「コクーン」の名を冠したチャイルドシートで、子どもの足元まで包み込むシェル形状となっている。乗車する子どもの快適性、開放感をアップするため、「コクーンルームプラス」内の足元スペース、膝回りスペースを拡大した。子どもの成長に合わせて調節可能なヘッドレストやソフトな座り心地のサポートクッション、子どもをホールドする5点式シートベルトを備える。
前方に開閉するフロントガードを採用。子どもを抱いているときでも片手で操作が可能で、開口部が大きく開くため、子どもの乗せ降ろしがしやすい。このほか、ベルトの長さ調節をよりスムーズに行えるよう、アジャスタの位置や構造を見直した。
PAS Kiss mini un SP、PAS Kiss mini unともに、本体サイズは全長1,720mm、全幅は580mm、サドル高は730~865mm、タイヤサイズは前後20×2.125 HE / 20×2.125 HE。ギアはリヤハブ内装3段変速方式。
PAS Kiss mini un SPの車両重量が31.2kg。1回の充電あたりの走行距離は強モードが53km、スマートパワーモード59km、オートエコモードプラスが78km。充電時間は約4時間。カラーは、マットアンバー、スモークイエロー、パウダーブルー2、マットカフェベージュ、ピュアパールホワイト、マットブラック2の6色。
PAS Kiss mini unの車両重量は30.6kg。1回の充電あたりの走行距離は強モードが42km、スマートパワーモード47km、オートエコモードプラスが62km。充電時間は約3.5時間。カラーはマットカフェベージュ、マットブラック2の2色。
一方のPAS Babby un SPは、子どもの頭部を270度包み込むリヤチャイルドシートを標準装備。大容量チューブパイプバスケットなど、利便性にこだわった機能を搭載。子どもの通園時期が終わった後、チャイルドシートを外しても長く使えるスタイリングとなっている。
本体サイズは全長1,765mm、全幅は580mm、サドル高は730~865mm、タイヤサイズは前後20×2.125 HE / 20×2.125 HE。車両重量は32.9kg。
1回の充電あたりの走行距離は強モードが51km、スマートパワーモード58km、オートエコモードプラスが75km。充電時間は約4時間。ギアはリヤハブ内装3段変速方式。カラーはマットアンバー、パウダーブルー2、コーラルレッド、マットカフェベージュ、マットブラック2、ソリッドグレーの6色。