はじめてiPhoneを購入するのですね。ガラケーやAndroid端末からの乗り換えか、初めての携帯端末かはわかりませんが、iPhoneには最低限必要な一式(AC-USB充電器、Lightningケーブル)が同梱されているので、特になにも購入しなくても困ることはありません。
しかし、いずれ必要になるもの、あるほうが格段に便利なものについては、iPhone本体とあわせて購入すると後々苦労しません。すぐに思いつく保護フィルムやケースはさておき、ここでは毎日利用することになる充電用アクセサリをピックアップしてみましょう。
- 高出力AC-USB充電器
iPhone 11 Pro/Pro Maxを除き、iPhoneにはUSB-Aポート1基を備える「AC-USB充電器」が付属しています。この充電器は、最大約1アンペアと出力が小さめですから、高速充電タイプ(めやすとして2アンペア以上)、できればUSB PD対応のUSB-C(USB Type-C)ポートを持つ製品を選びましょう。パワー半導体に窒化ガリウム(GaN)を採用した製品が小型なわりに高出力でおすすめです。
- USB-C - Lightningケーブル
USB PD対応のUSB-Cポートを備えた充電器があれば、8/8 Plus以降のiPhoneは急速充電が可能になります。iPhone 11を例にすると、付属のAC-USB充電器では1時間かけても30%程度しかバッテリー残量は増えませんが、USB PD対応AC-USB充電器とUSB-C - Lightningケーブルの組み合わせで充電すれば、1時間で80%以上に増えます。
なお、iPhone 11 Pro/Pro MaxにはUSB PD対応AC-USB充電器(18W)と、USB-C - Lightningケーブルの両方が付属しているため、別途購入する必要はありません。
- 大容量/高出力モバイルバッテリー
モバイルバッテリーも、あると便利な周辺機器のひとつです。サイズやデザインも重要ですが、ポイントは容量(mAh)と出力(アンペア数)。容量は充電回数に、アンペア数は充電時間に直接影響するため、忘れずチェックしましょう。