Beats by Dr. Dreは10月14日、Bluetoothイヤホンの新モデル「Beats Flex」を発表した。全4色で、Beatsブラックとユズイエローの2色はAppleオンラインストアで10月14日に予約受付を開始し、10月21日に発売する。価格は5,400円(税別)。Beats正規販売店では11月下旬に販売開始する。スモークグレイとフレイムブルーは2021年初頭に発売予定。

  • Beats FlexはBeatsブラック、ユズイエロー、スモークグレイ、フレイムブルーの4色展開

「Beats史上最もお求めやすい金額」をうたう、お手頃価格のインイヤー型Bluetoothイヤホン。iPhoneとの親和性が高いBeatsXの改良モデルで、ネックバンド型デザインや、iPhoneやiPadに近づけるだけでセットアップできるW1チップの採用などを踏襲している。なお、BeatsXの発表時の価格は税別14,800円だった。

サウンド面では、デュアル・チェンバーの音響構造と独自の複層構造ドライバを採用したことで、音を高度に左右に分離し、重厚でな緻密な低音域の出力が可能になったという。

機能面では、自動再生 / 一時停止機能を備えたマグネット式イヤーバッド、USB-Cを採用した充電コネクタなどを搭載。また、オーディオ共有機能も備え、Appleデバイスで再生する音楽などを、Beats Flexとほかのオーディオ共有対応BeatsヘッドホンやAirPodsで共有できる。音量調整は、音楽を聞いているユーザーごとに調整可能となった。

バッテリー駆動時間は最大12時間で、BeatsXの最大8時間から大幅に向上。Fast Fuel(急速充電)も引き継ぎ、付属のUSB-Cケーブルを使うと10分の充電で1.5時間再生できる。

イヤーチップは4種類を同梱。本体サイズはW106×L864×H16mm。なお、BeatsXは在庫がなくなり次第販売を終了するといい、すでにAppleオンラインサイトではBeatsXの販売ページがなくなっているようだ。

  • マグネット式イヤーバッドの採用で、使わないときにはイヤーパッド同士をくっつけて首にかけておける(カラーはBeatsブラック)

  • ドライバの角度や位置は最適化されているという(カラーはユズイエロー)

  • Beatsロゴも描かれる(カラーはフレイムブルー)

  • 音量、トラック、通話のオンイヤーコントロールは左側、電源ボタンは右側に搭載(カラーはスモークグレイ)