ウェイブダッシュは10月13日、「全国住みつづけたい街ランキング2020」を発表した。2019年8月1日~2020年7月31日の期間、同社が運営する「生活ガイド.com」会員2万2,381人が、住んでいる街と住みたい街に選んだ市区町村が同じである人の割合をランキング化した。
住みつづけたい街、1位「富山県富山市」
住みつづけたい街の1位は「富山県富山市」。「全国住みたい街ランキング2020 北陸・甲信越地方」でも人気の都市で、同市に住んでいる会員の約6割が富山市を「住みたい街」に選んだという。「住民意識チャート」では、街並み・雰囲気83%、安全79%、店の充実81%、交通の便利さ48%と、いずれも全国平均以上の数値を獲得。さらに総合スコアでも全国平均67.3%を上回る69%と高評価だった。
2位は「全国住みたい街ランキング2020」でも全国2位だった「北海道札幌市」。街並み・雰囲気93%、安全83%、交通の便利さ70%、店の充実87%、愛着87%など、多くの項目で高評価を得た。
3位は「愛知県刈谷市」。住民意識チャートをみると、ほかのランクインした市より地域交流(83%)の評価が高く、愛着(87%)も高かった。
以下、4位「福岡県福岡市」、5位「島根県松江市」、6位「岐阜県可児市」、7位「兵庫県神戸市」、8位「山口県宇部市」、9位「千葉県印西市」、10位「奈良県橿原市」と続いた。
同調査では、「上位にランクインした市はどこも、街並みや雰囲気、安全、店の充実などが高い市が多いように思われました。また愛着や地域交流など住み続ける理由に関連すると思われる項目が実はさほど重視されていないと推察される結果となりました」と分析している。