映画『461個のおべんとう』(11月6日公開)の完成披露試写会が13日に都内で行われ、井ノ原快彦、道枝駿佑、森七菜、若林時英、工藤遥、阿部純子、野間口徹、映美くらら、KREVA、やついいちろう、坂井真紀、兼重淳監督が登場した。
同作はヒップホップバンド・TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美によるエッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス刊)の映画化作品。長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹(井ノ原)が、息子・虹輝(道枝駿佑)と「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という約束をし、ライブの翌日も、二日酔いの朝も、早出の朝も怒涛のお弁当作りをする。
衣装には登壇者一押しのお弁当の具を取り入れており、「シャツが卵焼き」(井ノ原)、「僕はきんぴらごぼうです」(道枝)、「柴漬け」(野間口)、「アジフライのブローチ」(やつい)、「ピーマン」(KREVA)、「なす」(若林)、「トマトとブロッコリー」(兼重監督)と男性陣もスーツに一味足していた。
さらに女性陣は華やかな衣装ながらそれぞれに”推しおかず”を表現し、森は「青が、サバ! 赤が梅で、靴がひじきです!」と盛りだくさんの様子。「カニクリームコロッケ」という阿部はアクセサリーもコロッケ風となった。
映美はドレス全身で「エビフライです。エビの衣を表現しています。見つけてくださったスタイリストさんがすごいと思って」と紹介し、真っ赤なブーツでエビの尻尾も表す。酒井も「このまま食べていただきたい感じの、からあげです」と全身でからあげを表現。さらに、工藤が「ツナマヨ海苔巻。色味がツナマヨかな。海苔はところどころにいる。ツナマヨは裏切らないです」と説明すると、各人に話を振っていた井ノ原は急に「裏切らない女優さんになってください」と声をかけ、「うまくまとめようとしてなんかよくわかんなくなっちゃった」と苦笑していた。