大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)は13日、御堂筋線新大阪駅に可動式ホーム柵を設置すると発表した。同社は2021年度までに、御堂筋線の全駅と四つ橋線大国町駅に可動式ホーム柵の設置を計画している。

  • 写真は御堂筋線天王寺駅の可動式ホーム柵

御堂筋線では、心斎橋駅と天王寺駅で可動式ホーム柵を設置済み。なかもず駅と江坂駅にも可動式ホーム柵が設置される予定で、なかもず駅は11月上旬の運用開始(設置工事期間は9~11月)、江坂駅は11月下旬の運用開始(設置工事期間は10~11月)が予定されている。新たに設置が発表された新大阪駅では、11~12月にかけて可動式ホーム柵の設置工事を行い、運用開始時期は12月下旬とされている。

他の駅の設置時期等は決まり次第、改めて告知される。御堂筋線全駅と四つ橋線大国町駅への設置完了は2022年3月末の予定。なお、同社は最高の安全・安心の追及を掲げ、2025年度までに全133駅に可動式ホーム柵の設置完了をめざしており、堺筋線は2022年度、四つ橋線と中央線は2024年度、谷町線は2025年度までに設置予定としている。