2020年10月12日(月)深夜1時30分から初回放送がスタートしたTVアニメ『おそ松さん』第3期。その第1話に登場した“新6つ子”の設定画と“新6つ子”を演じたキャスト陣からのコメントが公開された。
第3期も期待を裏切らない、時事ネタからキワどいブラックジョークまで「おそ松」らしさが端々に盛り込まれた破天荒な第1話となったが、その中でも話題を呼んだがのが“新6つ子”の登場。6つ子に代わって、令和の時代にふさわしいキャラクターとして登場した彼らを演じたのは、新おそ松役を花江夏樹、新カラ松役を石川界人、新チョロ松役を島﨑信長、新一松役を松岡禎丞、新十四松役を内田雄馬、新トド松役を村瀬歩がそれぞれ担当。第1話収録後には、「謎の達成感がありました」という花江や、「心地よくも妙な疲れがありました(笑)」という松岡、台本を読んで「とんでもない作品に出ることになってしまった」という内田など、収録のエピソードや裏話などが盛りだくさんのコメントが公開されている。
◎新おそ松 役:花江夏樹のコメント
オファーをいただいた時に、何の役だろう?と思って台本を開いたら、意味がわからなくて閉じました。第1話もほとんど勢いで収録しました。謎の達成感がありましたが、あまり意味はわかりませんでした。
◎新カラ松 役:石川界人のコメント
僕は声優になる前から中村悠一さんのお芝居が好きでずっと憧れておりました。今現在、たくさんの人とのご縁と助けによって声優として活動していくなかで、中村さんともお話しさせていただく機会もあり憧れは留まることを知りません。配役を聞いた際、役名が新カラ松ということで中村さんの演じるカラ松さんの後継になりうる存在であると考え、カラ松さんのキャラクター性から演じている中村さんのお芝居のニュアンス、自分の中のゆうきゃんさんのイメージを限界まで膨らませ、万全の態勢で台本を開きました。
第一声は「なんだこれ…」。二の句は、「やば…」。あんまり意味なかったですね。
この作品のセンスにおもしろい以外の感情がすべて吹き飛びました。バイバイ。
◎新チョロ松 役:島﨑信長のコメント
印象通り、いや印象以上にぶっちぎっていました。第1話の台本を読んで、笑いが止まらなかったです。新6つ子のキャストも素敵なメンバーで、とっても楽しく収録させていただきました。新チョロ松を任せていただけて、光栄でした。
◎新一松 役:松岡禎丞のコメント
「おそ松さん」が、もしかしたらこういう未来もあったのかな?というイメージで演らせていただきました。我々の「おそ松さん」をぜひぜひ観てください!
第1話の感想ですが、びっくりしました…。めちゃくちゃですね(笑)
収録終わった後は、心地良くも妙な疲れがありました(笑)
◎新十四松 役:内田雄馬のコメント
参考に前期を拝見してから、第1話の台本を読んだのですが…。コイツはヤベーなと。とんでもない作品に出ることになってしまったなと。もはや前期は全然参考になりませんでした(笑)
「おそ松さん」って…、いったい何なんでしょうね?
その答えを、この第3期で見い出せたらいいなと思います。
◎新トド松 役:村瀬歩のコメント
事前に見させていただいて、作品の持つエネルギー、おもしろさに触れたこともあり、新しい6つ子として出ることに正直プレッシャーを感じました(笑)
と同時に、そのポジションを任せていただけることを光栄に思えて嬉しかったです。
収録自体もとても楽しくお芝居させていただけたので、みなさんの印象に残れば幸いです!
新6つ子の設定画も公開。外見に個性が見られるのはいつもの6つ子と同じだが、パーカーやタキシードの着こなしは比べ物にならないほどスタイリッシュに描かれている点に注目したい。
TVアニメ『おそ松さん』第3期は、テレビ東京ほかにて放送中。各詳細はアニメ公式サイトにて。
(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会