ネットアップとネットワールドは10月13日、自治体のインターネット分離環境におけるデータ活用およびテレワーク基盤を構築するためのソリューションパッケージである「NetApp HCI VDI基盤パッケージ」を展開すると発表した。2021年4月30日発注分までの最小構成参考価格は、VDI 50ユーザー相当で1050万円から。
新ソリューションはネットワールドが提供し、自治体にとって課題となっているインターネット分離環境に対し、データ活用の検討やテレワーク環境を構築する際に、多様なシステムやクラウド環境にあるデータの一元化および一括管理を実現する。
また、最小構成2ノードから導入できる上に拡張性が高く、シンプルかつリーズナブルな価格でスケールアウトが可能であり、災害やパンデミック対策など、各自治体の今後を見据えたインフラ構築の計画に柔軟に対応できるとしている。
さらに、「NetApp Cloud Volumes ONTAP」などのクラウドデータサービスや監視/最適化/保護ソリューションである「Cloud Insights」などと連携可能であり、既存のシステムからクラウド環境への移行や実装も、セキュアな環境で実現できる。
これにより、自治体におけるIT全体最適基盤としての運用性や利便性が向上し、各自治体のインターネット分離環境でのデータ活用やテレワーク環境構築に迅速に対応でき、自治体全体におけるIT環境の向上を加速するという。