ゴンチャ ジャパンは、国内の「ゴンチャ」で初のフードメニューとして「彩々粥(さいさいがゆ)」の提供を、10月16日から開始する。販売に先駆け、都内で行われた発表会に参加してきた。

  • ゴンチャから初のフードメニューが登場

    ゴンチャから初のフードメニューが登場

ゴンチャは、台湾ティー専門店として昨今のタピオカブームの火付け役ともなった存在。2015年に日本進出し、現在は全国に78店舗を展開している。タピオカミルクティーで女子高校生をはじめ、若い女性に人気を集めている店というイメージが強い人も多いことだろう。

そんなゴンチャは、アジアンカフェとしてアジアのカフェメニューのスタイルや文化、メニューを世界へ普及していくため、顧客層の拡大と利用頻度の増加を目指すという。若い女性に人気というイメージから脱却をすべく、この度新しいフードメニュー「彩々粥」のほか、「コーヒー」「フルーツビネガー」を新たなプラットホームとして、様々なメニューを提供する。

  • 新たに販売される「彩々粥」

    新たに販売される「彩々粥」

彩々粥とは?

ゴンチャの初のフードメニューとなる「彩々粥」は、日本やアジアで古くから親しまれているお粥をアレンジしたもの。昼夜問わず食べられる温かなほっとするメニューになるという。4種のストレートティーから選べるティーセットも販売。「阿里山ウーロンティー」「ウーロンティー」「ジャスミン グリーンティー」「ブラックティー」のレギュラーサイズとのセットになるとのこと。

「彩々粥」のメニューは以下の3種類。

  • 「彩々粥 参鶏湯」

    「彩々粥 参鶏湯」

「彩々粥 参鶏湯」は、鶏のだしでじっくり煮込んだ中華風のお粥に蒸し鶏とオニオンフライが添えらえれ、優しい鶏のうまみを味わえる一品だ。松の実や糸唐辛子がトッピングされ、中華らしい味わい。価格は単品540円、ティーセット680円。

  • 「彩々粥 生姜トマト」

    「彩々粥 生姜トマト」

「彩々粥 生姜トマト」は、生姜の香りがアクセントになった中華風のお粥。トマトソースと鶏そぼろを合わせ、粉チーズやパセリがトッピングされている。トマトの酸味がきいた洋風なお粥だが、葱生姜醤を合わせることでアジア風な味わいを感じられる。価格は単品で540円、ティーセットで680円。

  • 「彩々粥 塩昆布」

    「彩々粥 塩昆布」

「彩々粥 塩昆布」は、国産米を五分粥に仕立てた日本の白粥。米の食感を楽しめる柔らかさで、塩昆布の塩みがきいている。日本人に馴染み深い、どこか懐かしさを感じるようなシンプルなお粥だ。価格は単品で480円、ティーセットで620円。

実際に3種類を試食してみたが、朝ご飯や飲み会の後に食べたくなるような優しく柔らかな味わいだった。中でも「彩々粥 生姜トマト」はトマトやチーズと味が変化することで満足感があり、女性人気も高そう。ストレートティーでは、すっきりとしてほのかな甘みもある「阿里山ウーロンティー」との相性がよさそうだ。

人気のタピオカもサイドメニューに

さらに、サイドメニューとしてタピオカも登場する。「クリーミー タピオカ ストロベリー」「クリーミー タピオカ 黒糖」は、店内で1時間以上かけて調理したタピオカに、牛乳やバターなどでホイップしたほんのりしょっぱさのあるミルクフォームを合わせたサイドメニュー。「彩々粥ティーセット」に追加すると100円、単品では150円で提供される。

  • 「ブレンドコーヒー」と「クリーミー タピオカ 黒糖」

    「ブレンドコーヒー」と「クリーミー タピオカ 黒糖」

また同日から、一部店舗で販売されていたコーヒーメニューも販売店舗を順次拡大。10月末までに全店での販売を予定しているという。

コーヒーメニューは、程よい濃厚感と酸味のバランスがとれた、リッチで飲みやすい味わいの豆を使用した「ブレンド コーヒー」(S 250円/M 290円)、重厚感がありながら、すっきりとした後味を楽しめる豆を使用した「アイスコーヒー」(M 290円/L 340円)を販売する。

また、「カフェ オ レ」(M 390円/L 440円)や「黒糖ミルク カフェ オ レ」(520円)も販売を予定している。先行販売されていた店舗では、「黒糖ミルク カフェ オ レ」にタピオカをトッピングしたカスタマイズが最も人気があったとのこと。

今後は秋冬にホットドリンクメニューの展開も予定しているというゴンチャ。コーヒーやお粥と今までになかったメニューが増え、朝食や出先のコーヒータイムなど、利用しやすい場所となりそうだ。

※価格は全て税別