俳優の東山紀之が、カンテレ・フジテレビ系バラエティ特番『さんまのまんま秋SP』(16日20:00~21:55)で、同番組に27年ぶりに出演する。
東山は、小栗旬とのトークに合流する形で参加。共演経験はない2人だが、東山は演出家の故・蜷川幸雄さんから「小栗がすごいから稽古を見に来い」と電話があったことを告白し、小栗も「東山さんが舞台を見に来てくださったときに、サッとシャンパンを渡してくださって」と、あまりのカッコよさに驚いたことを明かす。
「波平さんと同じ年(54歳)になりました」と、『サザエさん』を引き合いに自身の年齢を話す東山。体力維持のためのジム通いのほか、趣味で10年以上ボクシングもやっており、「ステージに立って踊る感覚と似てる」「ステップが踊りに近い」とその魅力を語る。
ジャニーズに入って40年以上になる東山は「昔は事務所も小さくて、マンションの一室で」と回想する場面も。最近は後輩の人数も増えたため「僕も『YOU』って言うようになりました」「なるほど、『YOU』は万能だなと」と、亡くなったジャニー喜多川さんの口ぐせをしのぶ。また、明石家さんまから「後輩を注意しないの?」と聞かれると、「先日、近藤真彦さんとお話ししたんですが、僕たちもやってたし(笑)」と、やんちゃだった頃を思い返す。
「辞めたいと思ったことはない?」という質問には「思ったことない」「楽しいことばっかり」とキッパリだ。
かつては“しょうゆ顔”の代表として、同じ雑誌をにぎわせていたというさんまと東山。「俺もちょっと変えれば東山。なんで似てるのに違うねんやろ」と不満なさんまは、東山と顔をじっくりと見比べてあることに気づいてしまう。
収録を終え東山は「さんまさんがお変わりになっていないから、年を重ねても、またお話しできるというのは大変うれしい。“世の中は変わっても、さんまさんだけは変わらない”」と、27年経っても変わらないさんまに、うれしさをにじませた。
また、「さんまさんと話をしていると、デビュー当時に戻ったような感じですね。初めて『さんまのまんま』に出させてもらったときに『僕らが映画をやるので、さんまさん出てくださいね』とお願いしたら、『あぁ、出るわ』と言ってくれて。その後、本当に1シーンだけ出てくれたんですよ。収録中に、ふと思い出して」と、当時の喜びが思い出されたという。
ジャニーズ事務所の後輩の話になると「頑張っている姿を見せるのが一番の教育。僕はそういう背中を見せたいです」と、思いを口にした。
この日の放送ではほかにも、小栗に加え、吉高由里子、横浜流星、山口智充、フワちゃんが出演する。