女優の真矢ミキがこのほど、東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『さくらの親子丼』(17日スタート、毎週土曜24:40~ ※初回23:50~)のクランクインを迎えた。
撮影が始まったのは9月のこと。清々しい朝、木々に囲まれた自然豊かなロケ地でクランクインを迎えた最初のシーンは、子どもシェルター「第2ハチドリの家」のリビングからだ。“食べること”を通じて子どもたちに愛を伝えてきたさくら(真矢)は、今回もシェルターの食事スタッフとして働いている。
フェイスシールドをつけ、エプロン姿の真矢が登場。「九十九さくら役、真矢ミキさんです!」と、スタッフの拍手ともに深々とおじぎをする真矢の姿はすでにさくらだ。
リビングでは、傷ついて「第2ハチドリの家」にたどり着いた子どもたち(井本彩花、hibiki、倉島颯良、遠藤健慎)が集っている。ちなみに今回の子どもキャストは400人以上から寄せられ、“一人芝居映像”のオーディションを勝ち抜いた、個性豊かで才能あふれる若手役者たちとなっている。
『さくらの親子丼』と言えば、行き場のない子どもたちにさくらが親子丼を振る舞うシーンが印象的だが、この日も朝から親子丼のおいしそうな匂いがセットに広がっていた。
真矢は「作る人、食べる人というのは無言で心をつなぐ。何も語らずとも、まるでキャッチボールをしているようにその人の優しさがズドーンと入ってくるから、さくらも淡々と親子丼作り続けるのは、それが分かっているからでしょうね」と話している。