フリーアナウンサーの神田愛花が、11日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、過去に画像加工の被害に遭っていたことを告白した。
AIで芸能人の顔を合成する「ディープフェイクポルノ」で初の逮捕者が出たことが番組で取り上げられ、神田は「私、1回経験がありまして……」とNHK新人時代に地方局で勤務していた当時、有名人の画像を別人物に加工する通称「アイコラ」の被害に遭った出来事を話し始めた。
「東京で大きな番組があって、そのメインを張っている女性アナウンサーが夏休みをとる時にローカル局から上司が推薦してくれるんです。私は、登竜門といわれる番組に上司が推薦してくれたんですけど、外れちゃったんです。その理由を聞いたら、私が水着姿で四つん這いになっている写真がインターネットで1枚だけあるから。『それが本物であるかどうかは別として、それがある以上は難しい』という返答があったと」
神田にとっては、「そんな写真載せてないし、撮ってない」と全く身に覚えのないものだったが、「その写真があることは知ってました。本物じゃないから気にしていなかった」と悔しさもにじませる。「人生が変わってきてしまいます」「思い詰める人もいるかもしれない」と警鐘を鳴らし、悪事を働く人々に向けて「ちょっと考えてほしい」と投げかけていた。