ボクシングのWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者・井上尚弥のラスベガスデビュー戦が、フジテレビ系で11月1日(20:00~21:00 ※延長対応あり)に放送されることが決定した。

井上尚弥=フジテレビ提供

今回は、ジェイソン・マロニー(オーストラリア)の挑戦を受ける防衛戦。井上にとってWBA王座は4度目、IBF王座は2度目の防衛戦となる。

挑戦者のマロニーはWBO世界バンタム級1位、WBA同級2位、IBF同級4位、WBC同級5位。井上は当初、今年4月にWBO王者のジョンリール・カシメロ(フィリピン)と3団体統一戦を行う予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期。互いに相手を変えて防衛戦に挑むことになった。

戦績は井上が19戦全勝(16KO)、対するマロニーは22戦21勝(18KO)1敗と、両者とも高いKO率を誇る。

フジテレビの竹内太郎プロデューサーは「新型コロナウイルス感染の収束がいまだ見えない中での無観客開催という特殊な状況ながら、待望の井上尚弥の世界タイトルマッチがラスベガスで実現します。井上尚弥は昨年11月、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝で、元5階級制覇王者ノニト・ドネアに判定勝ちして以来、約1年ぶりの試合です。ラスベガスは世界中のプロボクサーの憧れの場所、マイク・タイソン、オスカー・デラホーヤ、マニー・パッキャオといったレジェンドが幾多の名勝負を繰り広げてきました。いよいよ日本のモンスターが、ラスベガス初上陸! 世界のスーパースターへの階段を全力で駆け上がる井上尚弥の記念すべき一戦です。今回も衝撃的なKOシーンを見せつけてくれることでしょう」と話している。

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