京福電気鉄道は、10月14日の「鉄道の日」にちなみ、鉄道グッズ・鉄道廃品の販売イベントを10月17日に嵐電嵐山駅などで開催する。12月5日には、嵐電の車両を楽しむ鉄道イベントが開催される。
鉄道グッズ販売では、2020年3月25日の嵐電開業110周年にちなみ、記念硬券に嵐電職員が着用している記念ピンバッジの色違いをセットにして、10月17日11時から四条大宮駅で1種270セット、嵐山駅で1種270セットの数量限定で販売する(商品がなくなり次第終了)。価格は1セット700円。1人1会計につき1セットの販売となる。
鉄道廃品販売会は、嵐電で使用されて引退した鉄道用品類各種を販売(商品がなくなり次第終了)。10月17日11時から、嵐山駅に留め置いた電動貨車・モト1000系にて行われる。
12月5日には、「嵐電の吊り掛けモーター音を感じながら貸切運行!」を開催。吊掛け駆動方式はモーターから輪軸に動力を伝達する方式で、嵐電をはじめ、多くの路面電車で現在も採用されている。嵐電ならではの吊掛け駆動方式の走行音を聞き、思う存分「録る」ことのできる貸切電車を運行するという。
午前の部(10時45分受付開始)と午後の部(13時45分受付開始)があり、いずれも四条大宮駅で受付を行い、西院車庫にて洗車機通過体験や吊掛けモーター実物見学が行われ、解散となる。参加に必要な参加券は、10月17日の鉄道廃品販売会にて販売するほか、10月19日以降にオンラインで販売。各回の定員は30名で、参加費は4,000円となる。
参加者には特典として、午前の部はブレーキハンドルの握り部分と連単マグネット、午後の部は旧スタフ掛けと連単マグネット、午前・午後共通で当日のスタフ(運行票)と「110周年記念硬券・ピンバッジセット」がプレゼントされる。