自由国民社は10月5日、書籍『身近な人が亡くなった後の手続のすべて 新訂版』を発売した。著者は児島明日美氏、福田真弓氏、酒井明日子氏。監修・執筆協力は児島充氏。価格は1,400円(税別)。

複雑な手続の流れをわかりやすく解説

  • 『身近な人が亡くなった後の手続のすべて 新訂版』表紙

2014年の初版刊行以降、70万人以上が購入した書籍『身近な人が亡くなった後の手続のすべて』を、ほぼ全頁にわたり改訂。葬儀・法要から相続まで、「身近な人が亡くなった後」の複雑な手続の流れを、よりわかりやすく解説している。また、「いつまでにすべき手続なのか」「全員が必要な手続か該当者のみ必要な手続か」を一目で確認でき、必要な書類や記入例なども紹介している。

2020年7月の法改正にも対応。「配偶者居住権」「手書きの遺言書を法務局で保管する制度」「預貯金の払い戻し制度」といった新制度・改正された制度についても説明しているほか、関心の高まっている「デジタル遺品」や「エンディングノート」についても新たに掲載している。

内容は、『巻頭グラフ 目で見てイメージ 身近な方の死後のこと』『第1章 大切な方が亡くなった直後に行う手続』『第2章 落ち着いたら行う諸届、諸手続』『第3章 遺族年金等の手続』『第4章 遺族相続手続の基本』『第5章 相続・名義変更の手続』『第6章 相続税の基本的手続』『第7章 生前対策の基礎知識』『巻末資料 お役立ち情報』。

著者の児島明日美氏は司法書士。相続・遺言・成年後見等の業務を中心に「老活」サポートに注力している。

福田真弓氏は税理士・ファイナンシャルプランナー。執筆や講演などを通じ、お金や家族に振り回されない豊かな暮らしづくりの実現を目指している。

酒井明日子氏は社会保険労務士。労務に関する各種手続・申請や、就業規則の作成、労務相談・管理など、多くの企業のサポートを行っている。