JR九州のクルーズトレイン「ななつ星 in九州」の運行開始当初に出版された単行本『ななつ星物語』が、新章を追加した上で文庫本化された。小学館から刊行されている。
ノンフィクション作家の一志治夫氏が著した単行本『ななつ星物語』は、「ななつ星 in 九州」の開発から誕生までを記している。文庫版では、新たに「ななつ星」クルーやスタッフに取材し、その内容を新章として追加した。
華々しいデビューから7年の間に九州各地を襲った水害や地震、コロナ禍による運行休止を乗り越えて走り続ける「夢の列車」の姿も綴り、タイトルも『「ななつ星」九州をゆく 日本初のクルーズトレイン7年の軌跡』に。豪華な車内と食事を案内する8ページの口絵付きで、価格は800円(税別)。書店などで扱うほか、10月15~18日に博多駅1F中央改札前スペースで行われる「『ななつ星 in 九州』with『36ぷらす3』アニバーサリーイベントでも販売される。