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【この記事のエキスパート】
ペット専門エディター&ライター:井手 綾子
編集歴は20年以上。
雑誌の編集長を経てフリーランスのライターとなる。インタビューや取材した人・お店の数は1000以上。クスっと笑えるものから、読んでタメになる読み込む記事までさまざまな記事を執筆している。
中でも、医療ものや動物関係が得意。今までに買ったことのある動物は、犬、猫、鳩、インコ、ジュウシマツ、キジ、リス、ウサギ、カメ、鶏、ウシガエル、金魚、カタツムリ、てんとう虫、カブトエビなど。
猫とお出かけをするときに便利なのがペット用のキャリーです。最近ブームになっているのが宇宙船型のバッグ。透明窓が特徴で、まるで猫が宇宙船に乗っているようです。リュック型もあり、大事な通気口の場所も商品によって違い、種類が多く選ぶときに迷います。ペット専門エディター&ライター・井手綾子さんと編集部が「猫宇宙船型キャリーバッグ・リュック」の選び方と、おすすめを3選ご紹介しますので、参考にしてください。
しっかり使える機能面で
猫用宇宙船型キャリーバッグやリュックの選び方とは?
ペット専門エディター&ライター・井手綾子さんに取材をして、猫用宇宙船型キャリーバッグ・リュックの選び方のポイントを教えていただきました。タイプや機能をよくチェックすることが大切です。ぜひ猫用宇宙船型キャリーバッグ・リュック選びの参考にしてください。
バッグ型・リュック型の違いについて
猫宇宙船型キャリーバッグにはリュック型もあります。自分の猫がどちらのタイプに向いているかわかりません。まず、バッグ型とリュック型の違いを説明しておきましょう。
バッグ型は長い距離の移動に向いている
一般的な猫用キャリーはバッグ型が主流です。しかし猫宇宙型キャリーでは、バッグ型よりもリュック型のほうが主流になっています。
バッグ型の特徴は底面が広く、置いたときの安定感です。そのため長距離の移動などに適しています。なかに入っている猫にとって、長距離の移動は辛いもの。安定感があれば、それだけ居心地もよくなります。
リュック型は両手が空くのでらくらく
猫宇宙船型キャリーでリュック型のほうが多く使用されているのは、持ち運びしやすいからです。力の弱い女性や高齢者に適しています。
またリュック型は背中に背負うので両手が自由に使えるというメリットも。自転車で移動する場合などに便利です。車で移動するときにはバッグ型が安定しますが、緊急の災害時のことを考えると両手を使えるリュック型も必要でしょう。
ハードタイプ・ソフトタイプの違いについて
猫用キャリーにはプラスチックなどのハードタイプと、布やポリエステルのソフトタイプがあります。それぞれの特徴を説明しますので、自分の猫に合うほうを選んでください。
「ハードタイプ」は耐久性が高くメンテナンス性もすぐれる
ハードタイプの特徴は型崩れしないことです。プラスチックなどのハードな素材を使用しているので、キャリーをしっかり保護してなかの猫を守れます。
ハードタイプなら雑踏のなかでも猫をしっかり運べますし、雨や汚れにも強いのでお手入れもかんたん。ただし、材質によっては重たくなり、折りたたむことができないのは難点です。
「ソフトタイプ」は軽さとやわらかさが魅力
ソフトタイプの特徴は軽くてやわらかいことです。折りたためるので収納場所に困りません。見た目がソフトなのでデザイン的にもふだんのファッションに合わせやすく、タウンユースにもぴったり。
ただしハードタイプのような堅牢さがないので、移動中に変形するおそれも。また、なかの猫がひっかけば素材にキズがついてしまうこともあります。
バッグとしての機能にも注目
猫にとっては居心地のよいキャリーかどうかが重要です。猫宇宙船型キャリーにはいろいろな機能がついていますが、猫にとって必要な機能について説明しましょう。
透明窓があると使い分けに便利
多くの猫宇宙船型キャリーには透明窓がついています。なかの様子をチェックするために必要な機能です。
外の景色を見たがる猫にとって透明窓は必要ですが、臆病な猫にとってはメッシュ仕様の窓のほうが居心地もよくなります。メッシュ仕様なら視界を遮ることが可能です。
またメッシュ仕様の窓なら通気性も高くなるので、夏などには適しています。
上部が開閉可能なものが使いやすい
猫宇宙型キャリーは開閉機能もチェックしてください。両端のジッパーで開け閉めするタイプが多いですが、上部が開けられると猫を抱きしめて出すことができます。
動物病院で診察を受けるときも、上部が開くとキャリーに入ったまま触診できるので臆病な猫にはありがたいでしょう。また毛の長い猫はチャックに毛をはさむこともあるので、その点でも上部が開くキャリーは便利です。
通気口がじゅうぶんあるかチェックしておこう
猫用キャリーに欠かせないのが通気口です。なかの猫が苦しくならないように、じゅうぶんな通気口がある商品を選んでください。
猫宇宙型キャリーの多くは前面や側面に通気口があります。ただし通気口の大きさはさまざまなので、注意が必要です。通気口だけでなく、上部や側面がメッシュ仕様になっていれば、夏でも通気性を確保でき、猫も快適に過ごせます。
飛び出し防止ベルトで思わぬ事故を防ごう
猫用キャリーで多い事故が、開けたとたんに飛び出してしまうケースです。とくに長時間キャリーのなかにいた猫は飛び出す可能性があります。
それを防止する機能が、飛び出し防止用ベルト。動物病院で診察してもらうときなどは、ほかの動物もいるので猫の落ち着きがなくなって飛び出すかもしれません。事前に飛び出し防止ベルトを使っておく必要があります。
ポケットがついていると小ものの収納に使える
猫用キャリーには猫のためだけでなく、持ち歩く人間用の機能も必要です。重要なのがポケット。外出するときは自分の身の回りのものを持ち歩くので、それを入れるポケットが必要です。
サブのバッグを持つよりも、猫宇宙型キャリーに収納ポケットがあればひとつですみます。ふたつ持つと手がふさがりますし、置き忘れることも。
ただしリュックの場合は、ポケットに貴重品は入れないことです。
ペット専門エディター&ライターがアドバイス
外に連れ出すときは迷子札を忘れずに
【エキスパートのコメント】
宇宙船型キャリーバッグは、落ちつける場所から外を覗けるため、警戒心が強く好奇心旺盛な猫にぴったりのバッグです。リュック型とバッグ型、それぞれメリットがありますが、リュック型は猫に目が届かなくなるので、たまに、なかの様子を確認するとよいでしょう。
また、キャリーバッグで猫を連れ出すときは、飛び出し防止ベルトが付いていても万が一を考えて迷子札をつけてくださいね。