◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
バイクライター:福田 満雄
バイク免許取得から28年、所有したバイクは20台以上。シンプルでわかりやすい文章を書くライター。複数のメディアで記事を書いています。
2020年8月時点の愛車はBMW F850GSとホンダスーパーカブ110。
一日中バイクに乗っているのが好き。過去には日帰り1,000kmツーリングや、スーパーカブ110で1日450kmツーリングなども。
バイクに乗る人がバッテリー切れに備えて用意するものがバイク用バッテリー充電器(バッテリーチャージャー)です。この記事では、バイク用バッテリー充電器の選び方とおすすめ商品をご紹介。緊急時に自宅で充電できたり、つなっぎっぱなしで使えるものもピックアップしています。
バイク用バッテリー充電器はなぜ必要?
バイク用のバッテリー充電器とは、バイクのバッテリーを充電するためのものです。バイクには、ライト類やETC、タコメーターなどさまざまな電装品があり、バッテリーはそこに電気を供給しています。
最近は電装品が増えてきたのでバッテリーの減りも早いと言われています。また、定期的に運転しないとバッテリーが上がってしまう、ということもあります。こうした時に、バイク用のバッテリー充電器が重宝します。
バイク用バッテリー充電器の選び方
まずはバイク用バッテリー充電器の選び方をチェックしていきましょう。バイクライターの福田満雄さんのアドバイスもご紹介しています。自分の使い方にぴったりのバイク用バッテリー充電器を選ぶために参考にしてみてくださいね。
バッテリーの種類
バイクの充電器には、鉛系の開放型・密閉型(MF型)・リチウムイオン系などの種類があります。その充電器のタイプに合っていないと容器が破裂してしまうこともあるので、まず選ぶときはバッテリーとの適合性を確認するようにしましょう。
バイクの買い替えやバッテリー交換などを検討しているときには、今のバッテリーと購入予定のバッテリーの両方に対応する商品が望ましいです。
電圧の適合性のチェック
充電器の出力電圧も気にすべきポイントです。一般的なバイク用バッテリー充電器の出力電圧は12Vのものが主流です。しかし、中には車種によって24Vだったり6Vだったりすることもあるので電圧は必ずチェックしておくようにしましょう。
また出力電圧を変えられる充電器もあります。こうしたものはバイク以外にも使えるので便利です。
バッテリー容量のチェック
バイクのバッテリーは、バイクの排気量が大きいほど大きなものが必要です。バッテリー容量を表すAh(アンペアパワー)を見て、自分のバッテリーの容量に合ったAhのバッテリー充電器を選びましょう。
一般的に50㏄の小さいバイクのバッテリー容量は、3Ah、250~400ccで8~10Ah、1,000ccで12Ah、それ以上の大型バイクとなると16Ahが目安となります。ハーレーなどさらに大きなものだと20Ahや30Ahを使うものもあります。
バッテリーの機能
バイクのバッテリー充電器には、サルフェーション除去ができる機能や自動スイッチオフ機能など、便利に使うためのさまざまな機能がついているものがあります。
サルフェーション除去とは
放電を繰り返しおこなうとサルフェーションといって、硫酸鉛が硬くなって結晶化し、バッテリーの寿命を短くしてしまう症状がでてきます。このサルフェーションを除去する機能がついているバッテリー充電器があります。
バッテリーの劣化も防ぐことができるので、ぜひ使いたい機能ではありますが、充電状態の維持に時間がかかり、その分電気代もかかることを注意しておきましょう。
自動スイッチオフ機能
バッテリー充電器のさらに便利な機能として、自動スイッチオフ機能があります。文字どおりフル充電を検知すると勝手に電源を切ってくれる便利な機能ですが、とくに過充電を抑えてくれるので、つなぎっぱなしでも大丈夫です。
また継ぎ足し充電ができるトリクル充電方式を採用し自然放電をカバーしてくれる充電器もあります。バッテリーに負担をかけないようにするための機能で、バッテリーの寿命を長くしてくれるでしょう。
危険なく使えるものを選ぶ
運転時の突然のバッテリートラブルは、自分で対処する必要も出てきます。そのとき、便利に使えるバッテリー充電器を選んでおく必要があります。
急速充電
バイクのバッテリー充電器にも、スマホのバッテリーのように、急速充電に対応しているものがあります。朝の忙しいときやツーリング先でのバッテリー切れなどは、素早く対応することができるので非常に便利です。
緊急用の充電器としてひとつ持っておくのもいいでしょう。なお、正しい使い方をしないとバッテリーの寿命が短くなりますので注意が必要です。
防水・防塵性
屋外で使うことの多いバイクのバッテリー充電器なので、防水や防塵の機能があればなおよいといえます。長期間使わないままでおくと、ホコリが原因でショートを起こし発火することがあり危険です。
ガレージなどでも、汚れている場所や湿気のある場所に保管することもあるので、防水・防塵性の高いバッテリー充電器を選ぶようにしましょう。
エキスパートからのアドバイス
バッテリーあがりはお金がかかる! 充電器の活用を
【エキスパートのコメント】
バイクのバッテリーは、バイクに頻繁に乗らないとかんたんにあがってしまいます。 また、バイクのバッテリーは意外とアクセスしにくい場所にあり、交換するのが面倒なケースも。
充電器によっては、バッテリーから取り出し線を接続できるものがあり、充電するたびにバッテリーにアクセスする必要がありません。コンセントからバイクまで遠い場合は、延長コードも合わせて買っておきましょう。