『高校教師』『家なき子』『高嶺の花』ほか話題のドラマを多く世に送り出した脚本家・野島伸司が初めてアニメ作品の原案・脚本を手掛けるオリジナルアニメーション『ワンダーエッグ・プライオリティ』の制作が決定した。

本作は日本テレビ・ドコモ両社の出資するコンテンツ投資会社である有限責任組合D.N.ドリームパートナーズとアニプレックスが初めてタッグを組んでプロデュース。2021年1月より日本テレビほかにて放送予定となっている。

制作決定にあわせて、ティザービジュアル・ティザーPV・メインスタッフ情報を解禁。監督を若林信、キャラクターデザイン・総作画監督を高橋沙妃、アニメーション制作をCloverWorksがそれぞれ担当する。

◎原案・脚本:野島伸司のコメント
いつからかドラマにも「コンプライアンス」が侵食して、僕のような物書きは翼をもがれた感覚で、より自由度の高い場所を模索していました。
今回、アニメの世界を描く場をいただき、本当に久しぶりに楽しかったです。
アニメやゲームは日本が世界に誇れるエンターテインメントであり、リテラシーの高いアニメファンと向き合える事を嬉しく思います。
1月クールでお会いしましょう。

◎監督:若林信のコメント
登場人物が自分に似ていってしまうことがあります。
人物を理解していこうとする過程で、自分だったらと考え始め、結果として動かしやすいように矯正してしまうのです。
なので、今回は自分だったらをやめてみました。
この子だったら?あの人だったら?
他人を理解して動かすなんて出来ませんから、理解出来ない他人をただ見守るだけです。
どう動くのかも分からないので、登場人物と対話できるようになれたら楽だなと日々思っています。
しかし幸いにも僕の周りには登場人物達と似た人たちが一緒にこの作品を作ってくれています。
その人たちの全てはやはり理解できませんが空気は感じられます。
その空気でこの作品を呼吸させられたら、きっと「自分だったら」の尺度を超えられる気がしています。
野島さんから託された脚本の魅力を余すことなく伝えられるように最後まで頑張ります。

●完全新作オリジナルTVアニメーション「ワンダーエッグ・プライオリティ」ティザーPV

オリジナルTVアニメーション『ワンダーエッグ・プライオリティ』は、2021年1月より日本テレビほかにて放送予定。各詳細は公式サイトにて。

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