パイオニアは10月8日、ドライブレコーダー用に耐久性を高めたmicroSDメモリーカード「CD-MSD」シリーズを発表した。連続記録や上書き保存、耐熱、電源断などの厳しい利用環境に対応する設計とした。容量は128GB / 64GB / 32GB / 16GBの4種類を用意。価格はオープンで、予想実売価格は128GBモデル「CD-MSD128G」が税別13,000円前後、64GBモデル「CD-MSD64G」が税別7,000円前後、32GBモデル「CD-MSD32G」が税別4,000円前後、16GBモデル「CD-MSD16G」が税別3,000円前後。今冬から販売する。

  • ドライブレコーダー用に耐久性を高めたmicroSDメモリーカード「CD-MSD」シリーズ。SDメモリーカード変換アダプターが付属する

3D NAND型フラッシュを採用するClass 10対応のmicroSDメモリーカード。16GB / 32GBはSDHC仕様で、UHSスピードクラスはU1、ビデオスピードクラスはV10に対応。64GB / 128GBはSDXC仕様で、UHSスピードクラスはU3、ビデオスピードクラスはV30に対応する。

書き込み回数やデータ保持能力が向上しており、連続録画や上書き保存に強い。動作環境温度は-25度~85度、耐X線が0.1Gy、IPX7準拠の防水性能を備えるなど、過酷な環境にさらされるドライブレコーダーでの使用に適している。転送速度はリード最大95MB/s、ライト最大85MB/s(16GBと32GBは最大45MB/s)。

  • 毎日2時間記録した場合の耐久年数の目安。容量が大きいモデルのほうが、より長期間使える

SDメモリーカード変換アダプターが付属し、本体サイズはW15×D1×H11mm、重量は0.5g。