トレンダーズが運営するSNSトレンドとZ世代インサイトの研究機関memedaysは、10月8日「10代女性のSNS利用実態」に関する調査を発表した。調査は9月18日に、15~19歳の女性525名を対象にインターネットで実施されたもの。

  • 10代女性のSNS利用目的理由を調査

    10代女性のSNS利用目的理由を調査

「SNSを使う目的」では、「情報収集」(66.5%)、「暇つぶし」(60.0%)、「推しの応援」(59.2%)がトップ3に。特に約6割が「推しの応援」、いわゆる「推し事」目的と答えZ世代らしい結果となった。

また、「友だちとの仲を深める」(46.5%)、「思い出の記録」(46.3%)、「家族との連絡」(45.0%)、「日常の記録」(35.0%)、「愚痴や弱音を吐く」(29.5%)、「友だちを増やす」(28.4%)、「自分の意見を言う」(25.0%)といった項目にも多数回答が集まり、Z世にとってSNSが生活の様々なシーンにおいて欠かせない存在であることが伺える。少数ではあるが、利用目的に「恋愛をする」(8.4%)、「将来につなげる」(8.0%)という回答も見られたという。

  • 「推しの応援」で投稿されるアクスタ

    「思い出の記録」で投稿される透明トレカ

次に「SNSに投稿する目的」では、「思い出の記録」(49.9%)、「推しの応援」(38.7%)、「日常の記録」(37.7%)が理由のトップ3にあがった。「思い出の記録」では、100円で買えるラミネートで思い出の写真をトレカにする「透明トレカ」や、SNOWの自撮りやZEPETOのアバターをプリントし、自分の名前やInstagramのアカウント名を添える「体育祭うちわ」の投稿がトレンド。

  • 「推しの応援」で投稿されるアクスタ

    「推しの応援」で投稿されるアクスタ

「推しの応援」では、おでかけできないために日の目を見なくなった服やコスメと一緒にキャラクターやアイドルの「アクスタ」(アクリル製スタンド付きマスコット)と物撮りする投稿が広がりを見せているとのこと。