SBIいきいき少額短期保険は10月6日、「コロナ禍で変化した意識・行動」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は9月1日~8日、全国の20歳以上の男女1,127名を対象にインターネットで行われた。
新型コロナウイルスの流行下で心配なことを聞いたところ、「自分自身が新型コロナウイルスに感染すること」(73.8%)、「家族が新型コロナウイルスに感染すること」(69.2%)と、感染への心配が上位となり、いずれも約7割となった。
地域別では、特に東北地方で感染への心配する傾向が高く、「自分自身の感染」は78.1%、「家族の感染」は82.2%といずれも約8割という結果に。対して、その傾向が最も少なかったのは四国地方で、「自分自身の感染」は46.7%、「家族の感染」は43.3%と、地域別の中で唯一半数を下回った。
続いて、新型コロナウイルスをきっかけに家族と話し合ったことを教えてもらったところ、「感染予防対策について」(46.0%)、「健康管理について」(28.5%)、「帰省、訪問の自粛について」(22.1%)が上位に。
また、「新型コロナウイルスをきっかけに、自分自身もしくは家族の『死』について意識しましたか?」という質問に対し、44.3%が「はい」と回答。特に「自分自身」の死について意識した人の割合は、全年代で2割を超えた。
次に、新型コロナウイルス流行下の今、保険(死亡保険・医療保険)に対する考え方が変わったかと尋ねたところ、17.1%が「(どちらかというと)変わった」と回答。その傾向は20代(27.3%)で最も多く、年齢が上がるにつれて意識の変化が少ない傾向がみえた。
考え方が変わった理由としては、「保険の重要性を感じた」(51.3%)、「保険への関心が高まった」(49.7%)が上位となった。