第3世代Ryzen 9にバルク品の65Wモデル
AMDの「Ryzen 9 3900」は、第3世代Ryzenの新モデル。もともとOEM向けとしてラインナップしていたものだが、今回、その店頭販売が開始された形だ。バルク品となるため、保証期間は1年で、CPUクーラーは付属しない。単品購入が可能で、価格は59,000円前後。上位モデル「3900X」よりも、7,000円ほど安く購入できる。
12コア/24スレッドという基本スペックは3900Xと同じ。しかしベースクロックが3.8GHz→3.1GHzと大幅に下がった反面、TDPが105W→65Wと省電力化されたのは大きな魅力だろう。12コアの省電力モデルというのはユニークな位置づけで、注目を集めそうだ。
Threadripper向けのゲーミングマザー
ASUSの「ROG Strix TRX40-XE Gaming」は、AMD TRX40チップセットを搭載する第3世代Ryzen Threadripper向けのハイエンドマザーボード。64コアCPUに対応するため、16フェーズ電源やファン付き大型ヒートシンクを搭載、ネットワーク機能はWi-Fi 6や2.5GbEと強力だ。RGB LEDライティングも備える。価格は69,000円前後。
PCIスロットも装備のRyzen向けマザー
MSIの「A520M Pro-C Dash」は、AMD A520チップセットを搭載したmicroATXマザーボード。最新のRyzen 4000Gシリーズに対応しながら、PCIスロットやCOMポートといったレガシーI/Oを備え、古いデバイスを使い続けられるのが大きな特徴だ。3種類のグラフィックス出力を用意するなど、使い勝手も良い。価格は9,000円前後。
RTX 3090/3080のTUFシリーズにOCモデル
ASUSの「TUF-RTX3090-O24G-GAMING」「TUF-RTX3080-O10G-GAMING」は、GeForce RTX 3090/3080を搭載するグラフィックスカード。TUFシリーズからは、すでに定格モデルが登場していたが、これらはOCモデルで、ブーストクロックが1,740MHz(OCモード時1,770MHz)、1,785MHz(同1,815MHz)に高速化されている。価格は240,000円前後、113,000円前後。