弘南鉄道は5日、全国でも珍しい「りんご園の中を走る鉄道」としての大鰐線の魅力を向上させるための取組みとして、駅ナンバリングの導入と駅名標などの多言語化に着手すると発表した。
駅ナンバリングは、弘南(こうなん)鉄道の「K」と大鰐(おおわに)の「W」から取った「KW」の2文字と数字の組み合わせとし、中央弘前駅を「KW01」、大鰐駅を「KW14」とする。りんごをモチーフとしたデザインを取り入れ、駅看板などで用いる際は、赤で描いたりんごの中に白抜き文字で表記することとする。
新駅名標のデザインは、10月10日に実施する「りんご畑鉄道ラッピング電車出発式」で駅ナンバリングとともにお披露目される予定。その後、新駅名標へのリニューアルや駅ナンバリング入りの路線図への入替えなど順次進める。