カシオ計算機は10月下旬に、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新製品として、2種類のベゼルと3種類のバンドを同梱した「DWE-5600CC-3JR」を発売する。税込価格は30,800円。
今回のDWE-5600CC-3JRは、G-SHOCKとして初めて、バンドとベゼルの両方を付け替え可能としたモデル。G-SHOCKのユーザー体験を広げることをひとつの目的としており、ベースとしたのは初代G-SHOCKからの伝統を受け継ぐスクエアデザインの「5600」だ。
メインデザインは、5600シリーズが実際に搭載する回路基板がベース。カモフラージュ柄のようにパターン化し、基板と同系のグリーンとした。G-SHOCKとしてはあまり見ないデザインだが、サイバー感があってよく似合う。
落下したときの衝撃を和らげるバンドの形状を踏襲しつつ、スライドレバーによって簡単に着脱できる新しい構造を取り入れた。5600シリーズとしては初となるカーボンファイバー強化樹脂ケースによる「カーボンコアガード構造」採用して、ケース本体の耐衝撃性を高めているのも大きな見どころだ。
加えて、従来はビス留めしていたベゼルの構造も新しくし、4つの小さなフックを使ってベゼルを着脱するようにした。ベゼルを外すと、ケース側面の「SHOCK RESIST」(耐衝撃性)という文字が見える。
交換用のパーツは、5600シリーズのモジュール番号「3229」を刻印したマットブラックの樹脂パーツ、回路基板のイメージをプリントして蓄光と反射加工を施したモノトーンのクロスバンド。