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【この記事のエキスパート】
ワイルドライフクリエーター、山岳写真家:荒井 裕介

ワイルドライフクリエーター、山岳写真家:荒井 裕介

ブッシュクラフト、狩猟、ULスタイル、沢登りなど様々なアウトドアに取り組む。海外生活の経験もあり銃器やトイガンにも造詣が深い。

アウトドア料理やビンテージアウトドアアイテムのレストア、道具作りにも造詣が深く自作アイテムのみでの山行も行う。

フェールラーベンのアンバサダーとしても活動している。


ダイビングなどで暗い海中を明るく照らすことができる「水中ライト」。ダイバー同士の安全確認にも役立ちます。また充電式や乾電池式、LEDのほか、高ルーメンモデルや照射の範囲もメーカー・商品によって様々。この記事では水中ライトの選び方とおすすめ商品を紹介します。

ダイビングの必需品
水中ライトの必要性

水中ライトは、ダイビングや暗い水中を照らす際に便利なアイテムです。ダイビング以外にも釣りや植物の観察などさまざまなシーンで使えます。

明るさを重要視しがちですが、目的に合わせて光の強さや機能性を選ぶことが大切なポイントです。求める性能や価格帯から選んでみましょう。

明るさや電池仕様など
水中ライトの選び方

ダイビングの際、海中は思った以上に暗く視界が狭いと感じる人は多いです。

周囲を明るく照らすことができるだけではなく、万が一のエマージェンシーとしての役割も持っているので暗い水中ではライトが必須アイテムです。

水中ライトの選び方のポイントは下記になります。

【1】明るさ(ルーメン)
【2】電池の仕様
【3】デザインや色
【4】照射の範囲
【5】便利な付属機能

それぞれについてご紹介しますので、購入するときの参考にしてみてください。

【1】明るさ(ルーメン)を確認

出典:Amazon

水中ライトにおいて重要な要素のひとつが明るさです。夜間のダイビングではもちろん、日中でも水中は外と比べてとても暗く見えにくくなっています。

自分が今どこにいるのか現在地や目的地などを見失わないためにも、日中であれば200ルーメン、夜間であれば500~1000ルーメンを目安に水中ライトを選びましょう。

【2】電池の仕様で選ぶ

水中ライトには、高出力ライトの「充電池式」と交換ができる「乾電池式」の2タイプがあります。

それぞれ異なる特徴があるので、自分がどのような場所で利用するかどのように使いたいかなどを考えて選ぶようにしましょう。

短時間でも明るく照らしたいなら高出力の「充電池式」

出典:Amazon

高出力のものが多くしっかり強く照らすことが出来る充電池式水中ライトは、短時間のダイビングや水深が深い場所まで潜る人、ナイトダイビングをメインとしている人に向いています。岩の間を照らしたりする方も高出力ライトの充電池式がいいですよ。

ただし、充電池式ライトは長時間の使用には向かず、時間が経つと急に暗くなってしまうので注意が必要です。

長時間使用なら交換ができる「乾電池式」

交換もかんたんにでき、長時間利用することができる乾電池式水中ライトは、比較的明るい水中や長時間のダイビングに向いています。

乾電池式は充電池式と比較して暗いものが多いですが、急に暗くなるのではなく徐々に暗くなります。利用の際には注意しましょう。

【3】デザインや色で選ぶ

水中ライトはダイビング中に落としてしまうこともよくあります。水中で見失った時でも見つけやすいように、少しでも目立つデザインのものを選びましょう。

また、ライトの色には青っぽいものや赤みがかかったものなどいろいろとあります。写真撮影をしたいダイバーの人は、太陽光に近い5000~5500Kのライトだと自然な感じで発色されますよ。

【4】照射の範囲で選ぶ

水中ライトには、光の広がり方によって「ワイド照射」と「スポット照射」の2種類があります。ワイド照射は水中全体を広範囲で照らし、スポット照射は光がまとまっていて遠くまで照らすことができます。

水中ライトをどのように使用するか考えて、自分の用途によって選びましょう。

広範囲で照らしてくれる「ワイド照射」

照射角が75~110度の広範囲を照らすことができるワイド照射は、洞窟探検やナイトダイビングなど暗い水中を照らすのに向いています。水中生物の撮影をしたい人にもおすすめです。

1本で何役もこなしてくれる便利なアイテムなので、迷った場合はワイドタイプを選んでおくといいですよ。

遠くまで照らしてくれる「スポット照射」

照射角5~30度と非常に狭くまとまった範囲を明るく照らすことができるスポット照射は、遠くまで照らすことができるのであまり近づくことができない生き物を観察する時などに向いています。

エビなど近くで生物をじっくり観察したいときにもいいですよ。

【5】便利な付属機能で選ぶ

水中ライトには、商品によって付属機能がついている場合があります。ライトもたくさん持っていくのはたいへんなので、水中にもぐる目的が明確な人以外は付属機能付きのアイテムを選ぶと便利です。

さまざまな機能がついているものがあるので、購入する前にチェックしましょう!

照射角が切り替えられる「切替式」

いろいろな場所を泳ぎたいというダイバーの人には、ワイド・スポットの照射角の切り替えができるタイプを選んでおくと便利です。

スイッチひとつで切り替えができるので、その都度使い分けて快適なダイビングを楽しみましょう!

明るさの調節が可能な「調光機能」つき

出典:Amazon

ライトの光が明るすぎると魚が逃げてしまったり、うまく撮影できなかったりと支障が出てきます。そんなときに便利なのが調光機能つきの水中ライトです。

微調整ができてさまざまな用途で使用できるので、明るいライトの購入を考えている人はぜひ調光機能つきを探してみましょう。

ワイルドライフクリエーターからのアドバイス
観察対象を基準に選ぶようにしましょう!

【エキスパートのコメント】

出力を選ぶか、スタミナを取るか悩むことが多い水中ライト。もちろん光量のみならず、照射角やサイズも選択の重要なポイントなりますね。撮影用なら広角照射が可能なタイプがおすすめです。

もちろん広角照射でも充分通常使用も可能ですが、観察対象が決まっていたりリーフの先を照らしたりしたい場合はスポットがほしくなることもありますね。潜水時間やフィールド、観察対象を基準に選ぶようにしましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)