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【この記事のエキスパート】
ファッション専門エディター:Lisa
2006年よりマタニティウェア&ベビーグッズを扱う通販誌、ロハス系雑貨&コスメを扱う通販誌の編集部で、編集のいろはと商品の目利きを学ぶ。同編集部に3年間在籍後、某出版社の女性ファッション誌編集部に移籍。4年間在籍し、ファッションエディターとしての経験を積む。その後、4年間カタールでの海外生活を経験。その間もフリーランスライターとして、ファッション誌やブランドムック、子育て情報アプリなどの執筆にあたる。
現在はファッションカテゴリに留まらず、海外生活や子育ての経験を生かし、WEBライターやメディアディレクターとしても活動中。
日本を代表する時計ブランドのひとつオリエント。独特の歴史を持ち、自社製のムーブメントを使用するなど、オリジナリティあふれる機能やデザインの製品を次々と世に送り出してきました。この記事では、オリエントの腕時計の選び方とおすすめ商品をメンズ・レディースに分けて紹介します。
オリエント腕時計の世界へようこそ
オリエントは、1950年に多摩計器という名前で誕生した時計メーカー。1951年にオリエント時計に改称し、目覚まし時計や腕時計など数多くの製品を生み出しています。
オリエントのルーツは、1901年に設立された吉田時計店という輸入時計販売店。その後、自社でも時計の製造を始め、東洋時計製作所となりました。多摩計器は東洋時計製作所の職人たちが集まってスタート。
さらに、日本時計学会初代学長を務めた青木保氏を迎えたことで、信頼性の高い時計ブランドとして一躍名を広めました。
オリエントの腕時計の選び方
70年以上という長い歴史を持つオリエントの腕時計。自分にふさわしい1本を選ぶには、どのような基準で判断すればいいのでしょうか。
オリエント腕時計の特徴やシリーズを例に挙げながら、選び方のコツをご紹介します。
オリジナルの機能や技術をチェック
まずは、オリエント腕時計ならではの特徴的な機能や仕様に注目。
使いやすさやあなたの重視したい点に合わせて選べば、より愛着のある1本として、長く活躍してくれるでしょう。3つのポイントをお伝えします。
オリエントの腕時計といえば機械式
オリエントの腕時計は、機械式のラインアップが豊富。長年にわたって職人技術を受け継いできた、自社製のムーブメントを搭載したモデルが次々に生み出されています。
機械式は身に着けたり、マシンにセットしてゼンマイを巻き上げないと止まってしまうことがありますが、つねに身近な存在として扱うことで、いっそう大切に使えるでしょう。
シースルーやスケルトンで世界観に浸る
機械式のオリエント腕時計を選ぶなら、ゼンマイの動くさまを目で楽しめるタイプもいいでしょう。内部の全体が見えるスケルトンや、一部をのぞけるセミスケルトンで表側から見るのもよし。シースルータイプで裏側からひっそり眺めるのも楽しいですね。
実際にゼンマイが動く様子を見ながら、ゆったりと感傷に浸る時間もオツなものですよ。
パワーリザーブインジケーターつきで巻き残量を確認
機械式腕時計は、ゼンマイの巻きがどれぐらい残っているかがわかると安心。そこで、パワーリザーブインジケーターが活躍します。
時計が止まってしまうとなにかと不便。一目で残量がわかると助かりますね。
オリエント or オリエントスター? 特徴やモデルのデザインで選ぶ
オリエント腕時計には、オリエントとオリエントスターというふたつのブランドがあります。
それぞれの魅力が詰まった多彩なラインアップのなかから、好みのシリーズのオリエント腕時計を選んでみてはいかがでしょうか。
女性らしさを演出するオリエントio
好きなものにこだわりたい女性に向けたシリーズが、オリエントio。かわいらしく、華奢で上品な雰囲気を演出するラインです。
メンズに比べてバンドが細く、フェイスも小ぶりなのが特徴。女性の手元を華やかに見せてくれます。
活動派にはオリエントスポーティー
オリエントのスポーティーシリーズは、スポーツやアウトドアシーンで活躍するアクティブな印象の腕時計。太いバンドにマッチする大きなフェイスで、デザインはメカニカルなものやクロノグラフ、レトロな雰囲気のものなどさまざまです。
活動的でエネルギッシュな男性にきっと似合うはず。
魅せる! オリエントスターセミスケルトン
文字盤の一部から機械式のゼンマイがのぞく、オリエントスターのセミスケルトン。視認性の高い大きなインデックスの文字盤には、ムーブメントが動く様子が見える窓があります。
価格はスポーティータイプの3~5倍ほどと高めですが、そのぶん高級感があり、個性を出せるのが特徴。
腕でのぞく月の世界! オリエントスターメカニカルムーンフェイズ
9時の位置にあるセミスケルトンの窓を地球に見立て、6時の位置にある月との世界観を表現した独創的なシリーズ。
広い宇宙のなかの一部をそのまま腕時計の小さな文字盤に投影し、幻想的に月齢を表示しています。
海外へ行く機会が多いならオリエントスターGMT
GMTとは、もともと「グリニッジ標準時」を指します。
しかし、グリニッジの時刻に合わせる必要はなく、よく行く国の時刻と日本時間との時差に合わせてGMT針を設定すれば、日本にいても現地時間がわかり、現地にいても日本時間がわかるというすぐれもの。海外出張などに便利です。
世界を股にかける人にはオリエントスターワールドタイム
文字盤の外縁の回転リングに都市名が書かれており、世界24都市の時刻を知ることができます。小さな文字盤のなかに長い都市名表記があると見づらくなりそうですが、上下にずらしたり赤い差し色をつけたりすることで、視認性を高める工夫がされています。
世界を股にかけて仕事をする方や、海外旅行が好きな方にふさわしいタイプです。
シンプルで品よくキマるスタンダード
派手なのを好まない方にも使いやすい、シンプルなシリーズです。ベーシックなデザインはファッションに左右されず、どんな服装にも似合うもの。
華やかなファッションが好きな方のはずしアイテムとしても活躍してくれることでしょう。
アンティーク調のやわらかな雰囲気を感じるクラシック
素朴なデザインのなかに、どこか古典的な雰囲気を感じさせるのがクラシックです。オリエントやオリエントスターの昔ながらの技法を踏襲して作られたタイプ。
スーツスタイルやフォーマルなシーンに合うでしょう。
真の時計好きならキャリバーにも目を向ける
キャリバーというのは、ムーブメントの種類のこと。同じブランドの機械式時計でも、キャリバーが異なれば、内部構造や配置などが異なり、違う性質を持ちます。
オリエントの腕時計では、昭和46年に作られ始めた46系の進化版である、精度の高い46系F7というキャリバーが注目されています。
ファッション専門エディターからのアドバイス
ムーブメントを眺められるタイプがおすすめ!
【エキスパートのコメント】
日本の3大時計ブランドとして、セイコー、シチズンと肩を並べるオリエント。自社で高精度ムーブメントの開発・製造も行なっています。高い技術力に裏づけされた品質とリーズナブルな価格帯で、本命腕時計を探すのにふさわしいブランド。
マニア心を刺激するセミスケルトンやシースルーバックで、ムーブメントを眺められるタイプがおすすめですよ!