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【この記事のエキスパート】
カーオーディオ・ライター:土田 康弘
二輪、四輪の編集部に在籍し編集者として実績を積んだ後フリーライターとして独立。クルマ関連の周辺パーツをメインにライティングを実施。その後、カーオーディオ専門誌の編集長を経験。
現在はカーオーディオ専門誌、カーオーディオ専門Web媒体での執筆を中心にオーディオライターとして活動中。オーディオユニットの持つパフォーマンスはもちろん、プロによる取り付けの現場も多数取材してきた関係から、オーディオの取り付けの重要性もよく知る。
長時間のドライブなどで役立つヘッドレストモニター。長旅を飽きさせないためのアイテムとして活躍するカー用品です。この記事では、ヘッドレストモニターの選び方、9インチから12インチまでのおすすめ商品をご紹介します。
ヘッドレストモニターの魅力
ヘッドレストモニターは、車の後部座席に乗っている人向けのモニターで、ドライブ中にさまざまなエンターテインメントを楽しむことができます。DVDを見たりゲームを楽しんだりできるので、小さなお子さんの視聴用にぴったり。
DVDプレーヤーを搭載したモデルやスマホが接続できるもの、SDカードスロットやUSBポートがついている商品もあり、ヘッドレストモニターがあるだけで車のなかが楽しい空間に早変わり。取り付け工事は不要で、自分でかんたんに設置できる商品が多いのも魅力のひとつです。
ヘッドレストモニターの選び方
それでは、ヘッドレストモニターの基本的な選び方を見ていきましょう。
【1】モニターの大きさは車内の広さに合わせて選ぶ
【2】10インチ以上を選ぶときは高解像度を
【3】シャフトの幅と径をチェック
【4】DVDプレーヤー搭載タイプは取り付けがかんたん
【5】SDカードやUSB端子搭載タイプは対応スペックをチェック
【6】スマホ接続をしたい方はHDMI端子搭載タイプを
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】モニターの大きさは車内の広さに合わせて選ぶ
ヘッドレストモニターは、画面が大きければいいというものではありません。車内の広さに合わせてモニターの大きさを選ぶことが大切。
車内空間の広い車に小さいモニターを選ぶと見えにくく感じてしまうことがあります。前の座席と後部座席との距離を考慮してモニターの大きさを決めるといいでしょう。
▼ミニバンには10~11インチが適当
車内の空間が広いミニバンには、10~11インチの大きめのヘッドレストモニターがいいでしょう。このサイズであれば、3列目の座席からでもハッキリとした映像を見ることが可能。さらに大きいサイズのものもありますが、設置する際には車内での人の動きやお子さんのケガ予防などに気をつけてくださいね。
▼コンパクトカーなら7~9インチあればOK
コンパクトカーや軽自動車は、ミニバンなどに比べると前の座席との距離が近いため、7~9インチ程度のヘッドレストモニターがいいでしょう。9インチ以上の大きな画面を近距離で見続けると、車酔いや疲れの原因にもなりかねません。
ヘッドレストに埋め込めるタイプのモニターは、車内での移動の妨げにはなりにくいですが車検をパスできない可能性が高いのでご注意を。
【2】10インチ以上を選ぶときは高解像度を
画面の解像度もヘッドレストモニターを選ぶ際の基準のひとつです。
10インチ以上のヘッドレストモニターを購入するならWSVGA(1024×600)やWXGA(1280×800)といった高解像度のものを検討するといいでしょう。さらに映像の美しいフルHDや4Kもあります。
【3】シャフトの幅と径をチェック
シャフトとは、ヘッドレストを固定している2本のポールのこと。ヘッドレストモニターを装着する際にはこのシャフトを使用するため、シャフト径とシャフト幅を測っておくことが必要です。
カバーやベルトで装着するタイプは径や幅を気にすることはありませんが、専用の部品を使うものはサイズが合わないと取り付けができない可能性があります。買ってはみたものの設置できなかった、なんてことにならないように、購入する前にしっかりとチェックしておきましょう。
【4】DVDプレーヤー搭載タイプは取り付けがかんたん
手軽に映画などの映像を車内で楽しみたい人には、DVDプレーヤー搭載タイプがいいでしょう。モニターを取り付けるだけでDVDの視聴が可能になります。配線や取り付け工事が苦手な人に検討してほしいタイプです。
DVDプレーヤー搭載タイプを選ぶ際には、DVDの挿入口にも注目してください。挿入口がモニターの裏にあるものは、DVDを入れ替えるたびにモニターを外さなければなりません。上や横からのスロットイン式であれば、メディアの交換もらくらくです。
【5】SDカードやUSB端子搭載タイプは対応スペックをチェック
SDカードやUSB端子が搭載されているタイプのヘッドレストモニターは、テレビで録画した番組やパソコンの動画などをSDカードやUSBメモリで持ち出して車内で見ることが可能です。
注意すべきポイントは、認識できるメディアの容量。ご自身の持っているSDカードやUSBメモリを読み込めるかをチェックしましょう。認識可能な容量について注意書きがあるので、必ず確認してからメディアを購入することが大切です。
【6】スマホ接続をしたい方はHDMI端子搭載タイプを
HDMI端子が搭載されているヘッドレストモニターは、スマホやゲーム機を接続することができるので、車内でYouTubeを視聴することも可能。お子さんがグズるのを解消するのにもピッタリですね。
変換器や変換コネクタを使うことでスマホの画面をそのまま映し出して、スマホゲームも大きな画面で楽しめるのはうれしい機能。HDMIに対応した電子機器であれば、高画質な映像や音声を楽しむことができます。
カーオーディオ・ライターからのアドバイス
使い方にあった画面サイズや入力端子を備えているものを
【エキスパートのコメント】
ヘッドレストモニターの選び方にはいくつかのポイントがあります。おもなものとしては設置スタイル、画面サイズ、そして入力の対応です。後席でパーソナルな使い方をするならばヘッドレストにビルトインした中程度の画面サイズでもOKですが、ファミリーで一緒に見ることを想定するならば大型モニターが必須でしょう。またTouTubeなどスマホからの入力を想定する場合にはHDMI入力を備えている必要があります。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)